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専門書籍から読み解く薄毛・脱毛トラブルの原因と治療方法

「血液学の研究グループが偶然見つけた髪を再び生やす新理論」書籍イメージ

「なにをやっても生えてこない……」そんな疑問の回答となる情報を、書籍「血液学の研究グループが偶然見つけた髪を再び生やす新理論」より抜粋して紹介します。頭皮だけでなく、体の中からアプローチすることの重要性が解説されていますので、育毛剤や頭皮マッサージ等でなかなか効果が感じられない人は、ぜひ参考に目を通してみてください。

抜け毛·脱毛トラブルの原因は体の中にあった

 なぜ薄毛は治せなかったのでしょうか。その現状は、たくさんの薄毛の患者さんがどの診療科を受診しているかを見ればわかると、私は思います。

 薄毛の治療を決心した人は、「皮膚科で相談しよう」と考えるのが現在の常識です。しかし、その結果は十分なものではありません。患者さんが満足するような育毛効果は、多くの場合、得られないようです。

 脱毛という異常は、頭皮、つまり皮膚だけの問題ではないと考えられます。

 髪の毛自体は切られても痛みを感じませんが、私たちの体全体の一部であることは言うまでもありません。ヒトの体も大昔には毛で覆われていたはずですが、それがなぜか頭だけに最も多く残っています。もはや私たち自身にも頭部に毛が存在する意味はよくわかりませんが、おそらく進化の過程で頭部に毛を残しておいたほうがよいという結果になったのでしょう。

 つまり、いま私たちの頭に毛が生えているということにも、重要な生物学的な意義があるはずです。薄毛の治療にも、そういう視点を持つことが大切です。

 生命が必要なものとして生えさせている毛髪が「抜ける」ということは、その生命活動の低下として捉えなければなりません。この問題を、髪の毛が体とくっついている皮膚だけで考えていたら、根本的な薄毛治療はできないのではないでしょうか?

引用:血液学の研究グループが偶然見つけた髪を再び生やす新理論

「毛髪内科」にかかったことがありますか?

 もちろん、抜け毛が皮膚だけのトラブルではなく、ストレスなどの全身の問題により引き起こされるのではないかということは、これまでにも考えられていました。しかしそのメカニズムがきわめて曖昧でした。前述のように、最近になって、男性型脱毛症の患者さんは、生活習慣病や前立腺肥大·ガンを発症するリスクが高いことがわかってきました。

この事実は、IGF‐1の作用から考えると、体内でのIGF‐1低下が、薄毛と生活習慣病などと共通した原因である可能性を示しています。

 私は「毛髪内科」という考えのもとに、薄毛や脱毛症の人たちを対象にした外来をスタートさせましたが、それは脱毛を引き起こしている全身的な原因が体内のIGF‐1の減少であると考え、その治療方法(IGF‐1を増やす方法)を見出したからにほかなりません。

 この理論に従って治療を行なうと、これまでよりも高率に薄毛が治るようになりました。

「ちょっと毛が増えた気がする」程度ではなく、はっきりと患者さんが満足できるレベルの治療が可能になったのです。それは、脱毛の病態の根本的な原因に対して内科的にアプローチしたからなのです。

 毛髪のトラブルは、内科的に診て治療していかなければなりません。なぜなら、薄毛は皮膚だけのトラブルではなく体内の変化で起こるためという、単純な理由からです。

引用:血液学の研究グループが偶然見つけた髪を再び生やす新理論

ヨムトニック編集部からヒトコト!

この引用で触れられているIGF-1というのは、成長ホルモンのはたらきの大部分を司るたんぱく質のこと。

肌はもちろん、髪の成長にも欠かせないものなのですが、IGF-1が作られるピークは10代後半とされています。その後は年を重ねるほど減ってしまうため、これが薄毛の引き金になってしまう可能性も指摘されているのです。

「血液学の研究グループが偶然見つけた髪を再び生やす新理論」の著者、岡嶋研二医師は、体内でIGF-1を増やす独自の治療を確立、実践しています。興味がある方は、ぜひ同氏の著書やクリニックの公式サイトを参照してみてください。

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この記事で引用した書籍の著者
岡嶋 研二

[経歴]

  • 1978年 熊本大学医学部卒業
  • 1982年 熊本大学大学院医学研究科修了(医学博士)
  • 1988年 熊本大学医学部助手(臨床検査医学講座)
  • 1991年 日本学術振興会特定国派遣研究員としてウィーン大学医学部へ留学
  • 1992年 熊本大学医学部講師
  • 1996年 熊本大学医学部助教授
  • 2005年 名古屋市立大学医学部医学研究科教授
  • 2012年 名古屋Kクリニックを開院

血液学を研究する中でカプサイシンが持つ育毛効果を発見。それを応用して、カプサイシンとイソフラボンによるIGF-1育毛理論を確立し、独自性の高い薄毛治療を実践している。

著書

「血液学の研究グループが偶然見つけた髪を再び生やす新理論」書籍イメージ

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