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薄毛ケアのために!糖化を予防するための食事方法

55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由

糖化とは、体内で余った糖質がたんぱく質や脂質と結合して、老化を促すAGEという物質に変化する現象です。この糖化は、間接的に薄毛を引き起こす原因となる可能性があります。今回は、書籍「55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由」より、糖化を防ぐために欠かせない食事のポイントを抜粋。主な食品のGI値一覧なども引用していますので、糖化対策による薄毛ケアを考えている人は、ぜひ参考に目を通してみてください。

体を糖化させない食事の選び方

 米粉でつくった皮を使う料理も糖質の過剰摂取を招くため、気をつけましょう。

 さらに、食後の血糖値の急上昇を抑えることも大事です。

 各食品が血糖値を上昇させる力は、「グリセミック·インデックス(GI値)」を見るとわかります。GI値とは、食品からとった炭水化物50gが血液に入るまでのスピードを、ブドウ糖の場合を100として比較し、数値化したものです。

 GI値が高いものほど血糖値を早く上昇させます。反対に数値の小さなものほど、血糖値の上昇がゆるやかであることを表しています。

39ページに主な食品のGI値リストを載せましたので、食事を選択する際の参考にしてください。

糖質を多く含む食品のGI値リスト

 たとえば、同じお米でも、精白米は81もあるのに対し、玄米は55ですみます。

 うどんを食べるならば、日本そばを選んだほうがよいことがわかるでしょう。

 果物を食べるならば、ブドウよりもりんごを、スイカよりもグレープフルーツを選んだほうがGI値を低く抑えることができます。

 愛すべき髪の毛のことを思うのならば、うどんとミニ親子丼、ラーメン半チャーハンなど、麺類とご飯がセットになったような定食はやめましょう。ラーメンと餃子も危険な組み合わせです。

 そうした定食は、ボリュームがあるのにお財布に優しく、満足感の高いメニューでしょう。しかし、こうした食事を好む人にこそ、薄毛は起こりやすいものです。大量の糖質を一度にとり入れることをくり返しているので、AGEが蓄積しやすいのです。

 イモ類やでんぷん加工食品の食べ過ぎにも注意しましょう。とくに、みなさんの好きなジャガイモには気をつけてください。利用価値の高い食材ですが、1個で約20gもの糖質を含みます。

 とくにフライドポテトはおすすめできません。じゃがいもを高温の油で揚げると、AGEのなかでも最凶といわれるアクリルアミドという発がん物質を含んでしまうからです。

 一方、イモ類でもぜひ食べていただきたい食材もあります。それは、コンニャクと山芋です。

 コンニャクはグルコマンナンという糖質を含んでいます。この糖質は人の消化酵素では分解できず、吸収されません。便秘解消や血糖値の低下に効く栄養素です。

 山芋に含まれるデンプンも糖質の一種です。ただ、山芋にはムチンという粘り気のある物質が豊富であるため、糖質の吸収がゆっくりで、血糖値の急上昇を防ぎます。

 GI値の低い食品を選んで食べることは、薄毛を改善するためにも、病気にならない体づくりにも大事なことです。

 ただし、数値が低くても、糖質を含む限り食べ過ぎてはいけません。少量をよく噛んでゆっくりと食べるぶんには問題ありませんが、食べ過ぎればそのぶんAGEを生み出してしまうことを忘れないでください。

GI値の低い食品を選んで食べる

引用:55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由

ヨムトニック編集部からヒトコト!

少しややこしいので、糖化とAGEの関係を改めて説明します。糖化は、糖質とたんぱく質や脂質が結びつく反応のこと。AGEは、糖化によって作られる、髪や肌に悪影響を与える物質のことです。

注意したいのが、AGEは身体の中だけでできるものではないということ。揚げ物や焼いたお肉などの中には、すでに存在しているのです。つまり糖化予防のためには、糖質を多く含んだ食品を避けるだけでなく、AGEが多く含まれている食品も避ける必要がある、というわけです。

AGEを多く含む食品はおいしいものが多いため、すべてを我慢するのはなかなか難しいかもしれません。しかし健康面には高い確率で好影響を与えるはずですので、できる範囲で少しずつ試されてみてください。

今回引用させていただいた書籍「55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由」では、糖化に関すること以外にも、薄毛に関する幅広い情報がまとめられています。興味を持たれた方は、ぜひ購入して読んでみてくださいね。

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この記事で引用した書籍の著者
藤田 紘一郎

[経歴]

  • 1939年 満州生まれ
  • 1965年 東京医科歯科大学医学部卒業
  • 1970年 東京大学大学院医学系研究科修了
  • 1971年 テキサス大学研究員(微生物学)
  • 1972年 順天堂大学医学部助教授(衛生学)
  • 1977年 金沢医科大学教授(医動物学)
  • 1981年 長崎大学医学部教授(医動物学)
  • 1987年 東京医科歯科大学医学部教授(医動物学、国際環境寄生虫病学)
  • 2005年 定年退官、名誉教授、人間総合科学大学教授(免疫・アレルギー学)

100冊以上もの書籍を出版している博覧強記の医学博士。専門は寄生虫学と熱帯医学、感染免疫学で、1983年に日本寄生虫学会小泉賞、2000年に日本文化振興会社会文化功労賞および国際文化栄誉賞を受賞するなどの実績を持つ。

著書

55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由

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