水道水に含まれる塩素は髪や頭皮に吸収されるのか?

水道水には塩素が含まれている、というのは周知の事実です。しかし、それが頭皮や髪に触れたときにどう吸収されるのか、ご存知の人は少ないのではないでしょうか。 今回は、書籍「世界一簡単な髪が増える方法」から、興味深い実験の結果を引用してみたいと思います。
衝撃の事実
水道水に普通に含まれている塩素。
実は、髪にも頭皮にも毒になる成分なのです。
そんな塩素は、わずか短時間で、
髪と頭皮にたくさん吸収されてしまいます…。
その様子がわかる実験は、コチラです!
水道水を紙コップに注ぎます
塩素があるとピンク色に変わる薬剤を、水道水入りの紙コップに入れます
水道水には塩素が入っていますから、当然ピンク色に変わりますよね
さてここからは、髪の毛や皮膚(ひふ)が、塩素をどれだけ吸収してしまうのかを見てみましょう
と同じように、紙コップに水道水を注ぎ、今度はそこに、髪の毛を10秒間浸します
この髪の毛を浸した水道水に、塩素があるとピンク色に変わる薬剤を入れましょう
すると、ほぼ透明なまま…。つまり、わずか10秒間でほとんどの塩素が髪に吸収されてしまったのです!
今度は、水道水入りの紙コップに、指を10秒間浸してみましょう。ここにも塩素があるとピンクになる薬剤を入れると…
髪の毛を浸け込んだ水道水と同じように、ほぼ透明に! つまり、指にも塩素がほとんど吸収されたのです。細かく言えば、指の表面の皮膚に吸収されました。ということは、頭皮という皮膚にも短時間で塩素がたくさん吸収されるのです
皆さんが毎日のように頭に浴びているシャワーからも塩素がたくさん出ています…。
でもご安心ください。この塩素を簡単にブロックする方法があります!その方法は、本書のP105~106に載せています
引用:世界一簡単な髪が増える方法
この記事で引用した書籍の著者
[経歴]
- 1979年 埼玉県浦和市生まれ
- 2006年 リヴォーン株式会社入社
2011年 ヘッドスパ専門店「PULA(プーラ)」創業 埼玉県理容専門学校を経て、東京文化美容専門学校を卒業。ついでロンドンTONI&GUYアカデミー修了し、リヴォーン株式会社に入社。以降シブヤ西武百貨店「THE REV-OWN」店長、営業推進部長を歴任し、その高い技術で注目を集める。 2011年に独立して開業したヘッドスパ専門店は、髪のコンディションに悩む人から絶大な評価を受け、多数のメディアで取り上げられるほどの人気店となっている。
著書

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ヨムトニック編集部からヒトコト!
普段何気なく使っている水道水ですが、実はそこに含まれる塩素が髪に良くない、という説があります。
日本の水道水には、殺菌のために0.1ppm(ppm=100万分の1)以上の塩素が含まれているのですが、その殺菌力が頭皮の常在菌にもはたらいてしまい、頭皮環境の悪化を招く、というのがその根拠です。
今回引用させていただいた書籍「世界一簡単な髪が増える方法」には、水道水に含まれる塩素を取り除く方法や、頭皮マッサージやシャンプーの基本知識など、育毛に役立つ知識が幅広くまとめられています。
抜け毛や薄毛に悩まれているようでしたら、ぜひ参考に目を通して見てくださいね。
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