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医師・専門家からのアドバイス

育毛にいい頭の洗い方とノンシリコンシャンプーの選び方

世界一簡単な髪が増える方法の表紙

育毛には、清潔な頭皮環境が不可欠です。そのために気を付けたいのが、シャンプー。 今回は、書籍「世界一簡単な髪が増える方法」より、頭の洗い方とシャンプーの選び方について解説されている箇所を抜粋して紹介します。 頭皮を清潔にしすぎるのがNGだったり、ノンシリコンシャンプーに潜む落とし穴だったり、興味深い情報が盛りだくさんですので、ぜひ参考に目を通してみてください。

皮脂を徹底的に洗い流すのは大間違い!

 まずシャンプーの話をする前に、シャンプーでの洗髪にまつわる一般的に信じられている常識からお話ししましょう。

 その常識とは、「皮脂がありすぎると、毛穴が詰まって髪が抜ける」。そのため、薄毛に悩む人ほど皮脂が残らないよう、頭皮はゴシゴシしっかり洗う傾向が見られます。

 ところが、本当に髪の毛を育てたいと思ったら、実は皮脂を取りすぎてはいけません。

皮脂を根こそぎ取ってしまうと、私たちの体は「大変だ!」とばかりにせっせと皮脂を生産するのですが、これが困った事態を引き起こしてしまうのです。大きく2つあります。

 困った事態のひとつ目は、髪に栄養がいかなくなること。

 皮脂をつくることばかりに栄養が偏ると、髪の毛に十分な栄養が回らなくなります。すると、髪の毛がやせ細ったり、抜けやすくなったりしてしまうのです。

 2つ目は、洗いすぎて頭皮が乾燥してしまうこと。乾燥とは、(脂ではなく)水分が乏しい状態のことを指します。

 乾燥するとホルモンバランスが崩れるため、脂を過剰に分泌してしまいます。こうして、皮脂だけは余分にあるというアンバランスな状態となるのです。この状態になると「脂ぎった頭」だと思って、また皮脂を根こそぎ除去したくなるのですよね…。脂が過剰にたまっては、またそれの徹底除去を繰り返す。こうした負の循環に陥っている人は非常に多いと思います。

 保湿が育毛に必須であることはこれまでも触れてきました。乾燥がずっと続くわけですから、頭皮は確実に薄毛へと向かってしまいます。

 なお、病院で「脂性あぶらしょうですね( 脂漏性湿疹しろうせいしっしん)」などと診断された人の大半は、実は今現在の頭皮の状況を伝えられているだけです。ステロイド剤を処方されたり、カビ菌の対策をされて終わります。脂性を解消するだけの、その場しのぎの治療をされるのです。

 本来は、頭皮の乾燥を解消するのが必須であり、これをしない限り脂性はずっと続きます。

 生粋の脂性は、女性ではほぼゼロ、男性で1割以下だと思います。実は、本当に脂性の人は意外に少ないのです。

引用:世界一簡単な髪が増える方法

シャンプー選びを間違えたら、どんなコンディショナーも効果なし

 シャンプーは、多くの人が毎日行っています。ですので、シャンプー選びはとても大事です。洗った後につけるコンディショナーよりも、シャンプー選びで薄毛対策は大きく左右されます。「テレビでCMをやっていたから」「安売りをしていたから」などの理由で、安易にシャンプーを選ばないようにしましょう。

 もし、間違ったシャンプーを選び、髪と頭皮によくない方法で洗い続けたら…、大切な髪の毛はいったいどうなってしまうでしょうか。以下では、シャンプー選びで必ず知っておきたいことをまとめました。

引用:世界一簡単な髪が増える方法

「ノンシリコン」だから髪にいいとは限らない

 ではいったい、何を基準にシャンプーを選べばいいのでしょう。

 私の経営するヘッドスパサロンに来店する方に、「どんなシャンプーを使っているか」をたずねると、本当に多くの人が「ノンシリコンを使っています」と答えます。「ノンシリコン=髪や頭皮に優しい、自然派シャンプー」だと思っているようです。

 シリコンというのは、髪の毛をコーティングする成分です。シャンプーは髪と地肌の汚れを落とすのが目的なのに、コーティング剤が入っていると髪や頭皮に余分なものが残るのではないかという考えから、ノンシリコンシャンプーが作られています。

 もちろん、「育毛」という観点からも、シリコンが入っているシャンプーより、配合されていないものを選ぶほうがいいでしょう。

 ただ、「ノンシリコン」を強調する一方で、悪い成分を使っているシャンプーがかなりあります。「ノンシリコン」に目を向かせることで、悪い成分に目が届かないようにしているのかもしれません。

 いずれにしても、「ノンシリコン」と書いてあったら何の疑いも持たずに選んでしまうことだけは避けてください。

 ここで私が強調したいのは、シリコンよりもはるかに髪と頭皮に悪い影響を与える成分があるということです。それは、合成の界面活性剤です。

 どんなシャンプーにも、洗浄成分として界面活性剤が含まれています。この界面活性剤は、大きく3つの種類に分けることができます。

  • ①高級アルコール(動物や植物の油脂を加工したもの)
  • 石鹸せっけん(石鹸素地を加工したもの)
  • ③アミノ酸(天然素材のアミノ酸を加工したもの)

 この3つのうち、「①高級アルコール」が合成の界面活性剤にあたります。合成の界面活性剤は、安価に作ることができます。泡立ちがよいので、消費者からも人気があるようです。手頃な値段のシャンプーは、ほとんどが合成の界面活性剤を使っています。

引用:世界一簡単な髪が増える方法

ヨムトニック編集部からヒトコト!

ノンシリコンシャンプー、と聞くと、なんとなく頭皮にいいものというイメージがあります。

しかしここに落とし穴があるのですね。

ノンシリコンシャンプーは確かに頭皮や髪に優しいですが、一方で真逆とも言える作用を持つ成分(合成の界面活性剤)を含んでいる可能性があるとのこと。

頭皮の洗い過ぎが乾燥を招き、乾燥が過剰な皮脂を招く、というのもそうですが、よかれと思って行った育毛対策が裏目に出る、ということも考えられます。

幅広く情報収集を行い、効果的に育毛対策を行っていきたいところです。

今回引用した書籍「世界一簡単な髪が増える方法」では、シャンプーに関すること以外にもさまざまな育毛ノウハウが取り上げられています。興味がある人は、ぜひ購入して、全編に目を通して見てください。

この書籍の購入ページへ

この記事で引用した書籍の著者
辻 敦哉

[経歴]

  • 1979年 埼玉県浦和市生まれ
  • 2006年 リヴォーン株式会社入社

2011年 ヘッドスパ専門店「PULA(プーラ)」創業 埼玉県理容専門学校を経て、東京文化美容専門学校を卒業。ついでロンドンTONI&GUYアカデミー修了し、リヴォーン株式会社に入社。以降シブヤ西武百貨店「THE REV-OWN」店長、営業推進部長を歴任し、その高い技術で注目を集める。 2011年に独立して開業したヘッドスパ専門店は、髪のコンディションに悩む人から絶大な評価を受け、多数のメディアで取り上げられるほどの人気店となっている。

著書

世界一簡単な髪が増える方法の表紙

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