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公開日 2018年3月30日

【女性必見】更年期の抜け毛がひどい!原因は女性ホルモンのせい?

女性

更年期、抜け毛が目立ってきた…?

こんにちは!ヨムトニック編集部·ライターのユキです。

今回のテーマは「更年期の抜け毛」。

女性にとって、髪は大事なもの。

いつまでも子供の頃のようにツヤツヤ、サラサラいるぞ~!

···とまではいかなくても、抜け毛は全力で避けたい。

でも、加齢とともに気になってくるのが抜け毛や薄毛。

私はまだ更年期を経験していないのですが、更年期の頃の母がかなり悩んでいたのをそばで見ていたので、「いつか私も悩むことになるんだろうなあ」と、今から不安です。

そういえば、更年期真っ只中の母に「更年期のイライラってどのくらいひどいものなの?」とたずねたことがあります。

「生理前の10倍くらいイライラする」と返ってきました。

生理前、気分が不安定になるあまり「命の母·ホワイト」をかっくらいベッドで号泣するような私は今からたいへんビビっております。

更年期ってキツイんだなあ···

そのうえ抜け毛なんて精神的にも絶対つらい···

というわけで、今回は更年期の抜け毛に悩む女性たち(&未来の自分)に向けて、有益な情報を発信したいと思います!

更年期の抜け毛、これが原因です!

更年期とは、閉経前後の10年間のこと。

日本人女性の平均閉経年齢が50歳ですから、一般的にはだいたい45~55歳くらいまでのことですね。

更年期といえば「更年期障害」。

体のだるさ、ほてりや発汗、イライラなどたくさんの不快な症状が現れる女性特有の症状ですが、それと同時に抜け毛や髪のボリューム減少などに悩む女性も多い時期です。

更年期のメカニズム

女性の更年期には、女性ホルモンの一種「エストロゲン」が大きく関係します。

エストロゲンの分泌は7~9歳くらいに始まり、20代後半~30代前半でピークを迎えます。

そのあとは徐々に分泌量を減らし、閉経が近くなる頃に急激に減少。

更年期とは、エストロゲンの分泌が激減するこの時期のことなんですね。

そして、急に変化したホルモンバランスに順応しきれず自律神経のバランスを崩すことで体の不調が引き起こります。

これがいわゆる「更年期障害」です。

更年期と抜け毛の関係

エストロゲンの分泌力が低下する更年期に、なぜ髪のトラブルが起きやすいのでしょう?

実は、髪の健康を促進させるのがエストロゲンだからです。

エストロゲンには髪の成長を促し、髪の成長期を延ばすはたらきがあります。

成長期が長いほど、髪は太く強くしなやかで健康的に育つことができるんです。

しかしエストロゲンが減少する更年期に髪の成長期はどうしても短くなり、産毛のような弱々しい状態のまま抜けやすくなります。

髪の本数じたいは減っていないのですが、一本一本が細く·薄くなるため、髪全体のボリュームが失われるんですね。

また抜け毛や薄毛にとどまらず、毛質の変化も感じる方が多いようです。

毛質が弱くなるのは、髪の毛の表面を保護している「キューティクル」が開き、髪内部にあるタンパク質が失われるから。

傷んだ髪はツヤやコシがなくなり、枝毛や切れ毛が目立つようになる···というメカニズムです。

女性の薄毛には種類がある

女性ホルモンの減少·女性ホルモンバランスの乱れが原因で生じる女性の薄毛には、主に2つの種類があります。

「びまん性脱毛症」と「女性男性型脱毛症(FAGA)」です。 

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症は、エストロゲンの減少が原因で髪が全体的に薄くなってしまう脱毛症をいいます。

髪全体の密度が減り、スカスカになった髪の隙間から地肌が見えますが、男性型脱毛症のように髪の毛がまったくなくなってしまう、ということにはなりません。

びまん性脱毛症は40代後半以降の女性に多い症状ですが、無理なダイエットや過度のストレスにより若い女性でも発症することがあります。

女性男性型脱毛症(FAGA)

女性男性型脱毛症(FAGA)は、びまん性脱毛症と同様にエストロゲンの減少が原因で発症する脱毛症です。

びまん性脱毛症との違いは、びまん性脱毛症が「全体的に髪が薄くなる」のに対し、女性男性型脱毛症(FAGA)は「ここが薄いと言えるような、明らかな薄毛の部位がある」という点です。

FAGAも更年期前後の40代後半以降の女性によくみられる症状ですが、若い女性にみられることはほぼありません。

更年期の抜け毛対策!有効なオススメ対策3選

対策1:薬物治療(ホルモン補充療法)を試してみる

ホルモン補充療法(HRT)は、更年期症状や更年期障害の治療を目的として、エストロゲンを体内に補充する療法です。

とくにホットフラッシュのような血管神経運動障害にはたいへん有効だといわれていて、そのほかにも睡眠障害、抑うつ気分など、更年期のさまざまな不調に効果が期待できるようです。

主にヨーロッパやアメリカ等の先進国では積極的に処方されており、日本では医師が処方する薬として飲み薬、貼り薬、塗り薬(ジェル)に保険が適用されます。

抜け毛や薄毛に限らず、その他の更年期障害特有の症状もつらい方は、いちど病院で処方してもらうのもいいかもしれません。

対策2:生活習慣、改めて見直してみる

薬に頼るのはあんまり好きじゃない···

という方は、まず生活習慣の見直しからはじめてみませんか?

【睡眠】

スマホ、便利です。買い物もできるしレシピも天気も調べられます。
でも、良質な睡眠の妨げにもなりますから、寝る前のスマホはほどほどに。
たくさん寝て、朝日はきちんと浴びましょう。

【運動】

適度な運動は血行を促進し、女性ホルモンにも良い影響を及ぼします。
運動なんて慣れないし···という方にオススメしたいのは、スマホでダウンロードできるヨガのアプリです!

お家でカンタンにヨガができる、無料&おしゃれなヨガアプリがたくさんあります。
ぜひアプリストアで探してみてください。

【食事】

栄養バランスのよい食事はもちろんですが、体を冷やさない食材を選ぶことも大事です。体を温めるためには、食材はまるごと食べるようにしたり(野菜の皮も)、豆や卵やナッツなど良質なタンパク質を積極的に選ぶと◎。

対策3:漢方を試してみる

更年期障害の症状の多くは、漢方医学でいうところの「不定愁訴(ふていしゅうそ)」。

頭が重い、イライラする、疲労感が取れない、よく眠れない···などなど、
何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因が見つからない状態」のことです。

そして漢方医学が得意とするのは、まさに「不定愁訴」の症状!

「お薬は避けたいな」という自然派志向の方は症状を我慢せず、まず漢方薬を試してみませんか?

【女性の更年期症状に用いられる漢方薬】

  • 加味逍遙散 (かみしょうようさん)…体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちのある方の更年期障害、不眠症など
  • 温経湯(うんけいとう)…体力中等度以下で、手足がほてり、唇がかわく方の更年期障害、不眠など
  • 五積散(ごしゃくさん)…体力中等度又はやや虚弱で、冷えがある方の更年期障害、頭痛など

最後に

女性は特に、年齢を重ねると体調のトラブルに見舞われやすいもの。

女性ホルモンに翻弄されるのではなく、歳を重ねながら自分の体を知り、うまく付き合えるようになりたいですね。

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