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薄毛に関する疑問を徹底解剖!

公開日 2017年9月13日

フィンペシアのよくある疑問・回答まとめ

フィンペシア

そもそもフィンペシアって何?

服用するタイプのAGA治療薬です。インドの製薬会社・シプラ社が製造していますが、成分は内服タイプのAGA治療薬として有名なプロペシアと全く同じ。プロペシアのジェネリック医薬品と考えればわかりやすいでしょう。

研究開発費がかかっていないのでプロペシアより安い価格で販売されていますが、製造するシプラ社は各国の許認可を受け世界10カ国に製薬施設を持つ従業員16,000人規模の大会社。プロペシアの偽物といった類の薬ではないので安心です。

種類はひとつ?

フィンペシアは1種類のみです。種類があると勘違いする理由はインターネット等で検索すると緑のパッケージと赤のパッケージの画像があるからで、成分は基本的に同じです。
パッケージが2種類存在するのは、以前は赤のパッケージのみ販売していたのが、途中から緑のパッケージに変更されたからです。

当初はキノリンイエローという着色料を使用していたのですが、これが発がん性が認めらる色素のグループに入っていたため安全のため使用を中止。キノリンイエロー未使用であることがわかるように緑パッケージに変更され販売されています。

どういう効果がある?

抜け毛の減少や薄毛が目立たなくなるなどのAGA治療効果があります。プロペシアと同じ量のフィナステリドが含まれるので、正しく服用すれば効果もプロペシアと同様の効果が得られるはずです。

具体的には薄毛・AGAの原因物質であるDHT生成に深く関わる5α-リダクターゼ還元酵素の働きを阻害することで乱れていたヘアサイクルを整え、短くなった成長期を元に戻し薄毛を改善するという作用です。フィンペシアを服用した98%の人に効果があるとされ、少なくとも現状維持以上の効果が期待できます。

効かない場合もある?

服用した2%の人が効果がない可能性があります。フィンペシアの有効成分はフィナステリドですが体質的にこれが効きにくい人がいるからです。AGAチェックで血液や毛髪のDNA配列を分析すれば効きやすい体質かどうかがわかります。

また個人差はありますが1~3年継続して服用してみないと、本当に効果があるかどうかは明確になりません。効果がないと感じるほとんどの人は服用期間が数ヶ月と短いにも関わらず勝手に判断してしまっているのです。

副作用はある?

副作用は認められるものの全体の4%程度と少なく安全性に関しては高いと考えてよいでしょう。プロペシアと同じ成分なので副作用も同様に性欲減退やEDなどが1%前後あります。但しフィンペシアが性欲に関わるテストステロンを直接減らすことは全くありません。

その他、肝機能障害が起きることが稀にあるようですがフィンペシア特有なものではなく一般的な薬剤と同じです。また妊娠中の女性が服用すると胎児に影響があることが心配されるため禁忌となっていて、皮膚からの吸収率が高いため触ってもいけません。

どれくらいで効果が出る?

個人差があり早い人は3ヶ月で効果を実感するケースもあります。服用を始めてから1年後に半分以上の58%、2年で68%、3年後は78%の改善効果が報告されていることから考えると1年を目安に考えるのが妥当です。

効果があったという基準は人それぞれで、産毛が生えた程度で効果ありと感じる人もいれば、フサフサになるまで効果を認めない人もいます。いずれにしろ長期間継続して服用することが確実に効果を得るためには必要です。

何歳から飲んでいい?

フィンペシアは基本的に20歳以上から服用可能と考えてよいでしょう。フィンペシアと同じ成分のプロペシアの使用上の注意には「20歳未満での安全性及び有効性は確立されていない。」と明記されており、20歳未満には処方されることはありません。

したがってフィンペシアも同様に考えた方がよいということになります。年齢の上限については特に設定されていないので70歳代でも服用は可能ですが、年齢を重ねると十分な効果は表れにくいという海外の臨床データもありますので早めの服用が望まれます。

女性が飲んでも効果がある?

残念ながら女性に対してはフィンペシアは効果はありません。そればかりか服用はもちろん触ることも禁忌とされています。というのも主成分のフィナステリドは皮膚投与でも効果を発揮すると言われているので触れるだけで副作用が出る可能性があるからです。

特に妊婦の場合、男性胎児の生殖器官に外性器奇形が発生する恐れがあるので要注意です。錠剤にはコーティングがされているので実際には触るとすぐに吸収されることはないと考えられますが、念には念を入れ取扱いには気をつけましょう。

持病があっても飲める?

副作用の可能性のある薬なので、持病があって他の薬との飲み合わせが気になる場合は、服用する前に医師に相談することをおすすめします。

フィンペシアは肝臓で分解され、副作用の中に肝機能障害も含まれていますので、肝臓に持病のある場合は特に注意が必要です。

自己判断だけで服用を続けていると本当に自分に効果がある薬なのかも明確にならないまま不安を抱えることになります。重篤な副作用が発生したという報告はありませんが、安心してAGA治療を行うためには医師との相談は欠かせません。

相場はいくらくらい?

フィンペシアの1錠あたりの価格は80~100円程度が相場です。30錠で2,500円程度、100錠まとめて購入すると3,500円くらいになるのでさらに単価が下がります。

プロペシアは1錠あたり250円ですから1ヶ月分30錠としても7,500円。フィンペシアは価格だけで比較すると3分の1程度で手に入る計算になります。

注意したいのはフィンペシアは日本で個人輸入でしか購入できないので偽物の可能性があることです。極端に低価格の場合はリスクが高くなるので避けたほうが無難です。

どこで買える?

日本でフィンペシアを手に入れる方法は個人輸入代行業者のサイトを利用するか海外通販サイトで購入するかどちらかになります。

フィンペシアは日本では認可されていない薬なので営利目的ではない個人輸入という形式でしか手に入れることはできないのです。したがって国内にあるドラッグストアや薬局に行っても取扱っていません。

通販が前提となるので基本的にはインターネットで購入ということになります。海外サイトで外国語がよくわかないという場合には国内の個人輸入代行業者のサイトが利用しやすいでしょう。

たくさん飲めば効果が上がる?

他の薬同様に用法・用量を守ることが基本です。たくさん飲むと効果が上がるということは無く、むしろ一度に摂取すると副作用のリスクが高まります。

フィンペシア1錠の中には有効成分フィナステリドは1.0mg含まれていて服用は1日1回1錠が基本です。飲み忘れがあった場合にも翌日2倍服用するのではなく定められた量を守ります。

服用する時間帯についての指定はありませんが、毎日決まった時間に服用すると常にフィナステリドが体内にある状態になるのでおすすめです。

効果を高める飲み方は?

フィンペシアそのものの効果は変わりませんが、ミノキシジルと併用することでAGAを改善する効果全体を高めることはできます。

ミノキシジルには血管を拡張して頭皮の血行を促進する作用があり、それによって発毛を促す効果があると言われています。DHTの生成を抑えるフィンペシアとはAGAに対するアプローチが異なり、併用することによる健康被害はないとされています。

日本で認可されているミノキシジルは外用薬のみ(リアップ)ですが、タブレットタイプのミノキシジルはフィンペシア同様に個人輸入で入手することが可能です。

育毛剤と併用してもいい?

フィンペシアは内服薬ですから外用の育毛剤と併用しても問題はなく相性も悪くありません。中でもミノキシジルを含んだリアップやロゲインなどの育毛剤との併用は日本皮膚科学会で推奨しているほどです。

外用薬の副作用が心配だったり肌に合わない場合は一般の育毛剤との組み合わせでも一定の効果は期待できます。フィンペシアは頭皮環境を整える効果はありませんので、有効成分が豊富な育毛剤を併用することでその部分を補うことができます。

アルコールを飲んだ後は控えた方がいい?

飲酒すること自体は問題ないですが、飲んだすぐ後やアルコールと同時に服用することは避けたほうがおいでしょう。フィンペシアに限らず内服薬は水で飲むことを基準に臨床テストを行い製造されているからです。

またフィナステリドは肝臓で処理されるため、同じく肝臓で処理するアルコールと同時に飲用すれば肝臓の負担が大きくなってしまいます。晩酌が習慣になっている場合は、フィンペシアを服用するのを朝の時間帯にするなど重ならないようにすると安心です。

髪が生えてきたら飲むのをやめていい?

効果があったからといって飲むのをやめてしまうと元の状態に戻ってしまいます。フィンペシアは薄毛の進行を抑えヘアサイクルの乱れを整えて抜け毛を減らす効果がありますが、それを維持するためには飲み続けなければなりません。

AGAは病気というより体質に近いので、効果があって髪が生えてきても完治するといった意味合いとは異なります。薄毛治療とは一生お付き合いする覚悟で臨まないとそれまでの努力が無駄になってしまうこともあるので要注意です。