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薄毛に関する疑問を徹底解剖!

公開日 2017年11月26日

40代の薄毛にかんするよくある疑問・回答まとめ

40代の薄毛

原因について

男女共通で考えられる原因は?

頭皮環境を悪化させる生活習慣です。

以下に、考えられる原因をピックアップしてみましたので、心当たりがないかチェックしてみてください。

栄養不足

栄養不足が薄毛の原因になるということにあまりピンと来ない人は多いかもしれません。特に毎日欠かさず朝·昼·晩しっかり食事を摂っている場合は関係ないと思うかもしれませんが重要なのは回数ではなく食事の中身です。

仕事が忙しいので昼食は簡単なもので済ませているとか、ファーストフードが多いなど栄養バランスが悪いと髪に必要な栄養が足りなくなって細くなり抜けてしまいます。またダイエットなどでカロリーを抑えた食事をしていると生命維持が優先されるので、髪は後回しになっていまいます。

睡眠不足

40代は働き盛りなので仕事でつい無理をして帰宅時間が遅れ、睡眠を十分に取らないこともあるかもしれません。しかしそのような生活を続けていると薄毛·抜け毛がどんどん進行してしまいます。

髪が育つために必要な成長ホルモンは夜10時~深夜2時に多く分泌されるので、睡眠不足になると髪が育たずに元気がなくなってしまうからです。また睡眠時には昼間に受けた頭皮のダメージの修復も行われるので、睡眠不足は頭皮環境を悪化させるばかりです。

ストレス

現代社会においてストレスゼロの生活は難しいですが、ストレスを溜めすぎると髪の成長にも悪影響を与えます。髪の主成分であるたんぱく質を生成するためには亜鉛が必須なのですが、ストレスは亜鉛を大量に消費してしまうからです。

またストレスは自律神経を乱すため不眠症になったり、血流を悪くするなど身体全体にダメージを与えます。睡眠不足は髪の成長を阻害しますし、血行不良になると頭皮まで十分な栄養が届かなくなり抜け毛を増やしてしまうのです。

脱毛症

薄毛の原因として40代で最も発症することが多いのがAGA(男性型脱毛症)です。女性の場合はエストロゲンの分泌が減ることでホルモンバランスが崩れ、びまん性脱毛症になることもあります。

またこの他にも、自己免疫機能の異常で年齢や性別に関係なく発症すると言われる円形脱毛症や過剰分泌された皮脂が毛穴を塞いで炎症を起こす脂漏性脱毛症、頭皮の角質異常によって起こる粃糠性脱毛症などさまざまな脱毛症が薄毛を起こすと考えられます。

40代の男性が薄毛になる主な原因は?

40代男性の薄毛の原因として最も大きな割合を占めるのはAGA(男性型脱毛症)です。

生え際や頭頂部から薄毛が進行していくのが特徴で、特に40代になると頭頂部の薄毛が目立つようになり、生え際も進行してつながってしまうこともあります。

AGAの中でも40代からは壮年性脱毛症と呼ばれるようになり、髪の毛が細くなってなかなか伸びなくなり、抜け毛も増えます。日本人の場合は40代の30%は壮年性脱毛症になっていると言われています。

40代の女性が薄毛になる主な原因は?

主な原因としては加齢が考えられますが、妊娠、出産をした場合、ホルモンバランスの乱れにより薄毛となることもあります。

更年期

更年期とは女性が閉経を迎える前後の約5年間のことを言い、一般的には45歳~55歳ぐらいの期間を指します。更年期になるとエストロゲンの分泌が急激に減少するので身体がその変化に対応できなくなり様々な症状を引き起こします。

そのことをを更年期症状と言いますが、その中に薄毛も含まれています。エストロゲンには髪を成長させる働きがあるのですが、これが減少するのでヘアサイクルの成長期が短くなり、全体的に細くなったり本数が減って薄毛が進行します。

FAGA

男性のAGAに対して女性にもFAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれる薄毛症状があります。原因ははっきり特定されていませんが、加齢や生活習慣などの影響で女性ホルモンが減ることにより相対的に男性ホルモンの割合が増加することが影響しているのではないかと考えられています。

FAGAは更年期の薄毛と関連性が高いと言われ、男性のAGAとは違って生え際や頭頂部が顕著に薄くなるのではなく、頭部全体の髪が細くなって薄毛になるという特徴を持っています。

妊娠·出産による抜け毛

妊娠·出産時の女性はホルモンバランスが崩れて抜け毛が増えることがあります。特に40代になると高齢出産になり身体への負担や加齢の影響もあって薄毛だけでなく白髪も目立つようになることがあります。

妊娠をするとエストロゲンの分泌が減り、ヘアサイクルを延ばす働きがあるプロゲステロンが優位になるのですが、出産するとホルモンバランスが元に戻るので維持されていた髪が一気に抜けてしまいます。これを分晩後脱毛症と言いますが、殆どは出産から1年程度で自然に回復します。

40代で薄毛になる人の割合は?

ある育毛サロンが行った調査データによると2008年に40代の男性で脱毛が進んでいると感じる人の割合が49.6%で女性は32.8%、2010年は男性48.8%·女性26.2%、そして2013年には男性45.4%·女性24.2%となっています。

男女ともに脱毛の進行を感じる人の割合は5年間でやや減少傾向になりますが、それでも男性は次半数近く、女性も2割以上が薄毛に悩んでいるという結果が出ています。

減少傾向にあるのは治療薬が厚生労働省に承認されてからAGAの認知度が上がりクリニックで薄毛治療をする人が増えたためと考えられます。一方で男性の場合は特にまだ治療していない人が多かったり、治療しても著しく高い効果は出ていないということが考えられます。

対策方法について

どういう対策をすればいい?

薄毛の原因は1つではなく複数の要因が重なって起きるため、対策もそれに合わせて行わなければいけません。

基本的な方法をピックアップしましたので40代で薄毛が気になる方は実行してみてください。

育毛剤

頭皮環境を改善するという点では育毛剤の使用が最も手軽にできる方法です。直ちに薄毛·抜け毛が治ることは期待できませんが、市販の育毛剤でも頭皮の血行をよくしたり保湿成分が含まれているので薄毛がそれほど進行していない段階ではおすすめです。

積極的に発毛を促したい場合はミノキシジルを配合した医薬品としての育毛剤もあります。ただし副作用が出る可能性もあるので薄毛の原因がはっきりしていない場合は医師と相談の上で使用した方がよいでしょう。

食生活

薄毛·抜け毛の原因の中で意外と気がつきにくいのが栄養不足です。肉や乳製品に偏った食事をしたり過度なダイエットは栄養バランスが悪くなり髪が育たなくなるのですが、食事は摂っているので自分は大丈夫と思いがちです。

すべての栄養素を満遍なく摂取するのが望ましいのですが、中でも髪の成長に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルなどをを意識して摂るようにします。肉類だけではなく野菜や大豆食品を積極的に食べるように心がけましょう。

睡眠

睡眠が不規則だったり睡眠不足になると薄毛が進行してしまいます。成長ホルモンの分泌が活発に行われる時間に起きていることになるので髪が育たなくなってしまうからです。また睡眠不足はストレスの原因にもなるので二重で悪影響をもたらします。

仕事は忙しくどうしても寝るのが遅くなってしまうような場合でも、寝る時間を決めて規則正しい生活サイクルを保つことが重要です。なかなか寝付けないという場合は良質な睡眠を妨げるパソコンやスマホは自宅では控えるなど熟睡できる環境づくりも必要です。

適度な運動

40代になると若い時と違ってだんだん身体を動かすのが辛くなってきて運動不足になりがちです。会社と自宅の往復だけが唯一身体を動かす時間ということではストレスが溜まり、血行不良をもたらすため薄毛が進行してしまいます。

ストレス解消方法はいろいろありますがウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動がおすすめです。エンドルフィンと呼ばれるストレスホルモンを分解する物質が分泌されるからです。また身体を動かすことで血行が促進され薄毛改善につながります。

クリニック

40代に入ってから薄毛が気になり始めたという場合は男性ならAGA、女性ならFAGAの可能性が高いと考えられます。加齢による発症率が一番高い年代だからです。そうなると生活習慣を改善する程度では薄毛の進行はストップしてくれません。

確実に改善したいのであれば、やはり薄毛専門のクリニックに相談するのが一番です。医学的な立場から様々な検査を行うので、そもそも何が原因で薄毛になっているかが明らかになるからです。自分に合ったベストな対策ができるので安心です。

頭皮ケア

薄毛予防のためには日頃の頭皮ケアが非常に重要です。ところが40代になると若い頃のようにオシャレにも無頓着になり、ヘアケアもおろそかになるケースが多くなります。間違ったシャンプーなどをしていると薄毛が悪化することにもなりますので要注意です。

例えば頭皮がベタベタするので1日に何回もシャンプーをしていると逆効果です。頭皮が乾燥するので余計に皮脂が分泌され毛穴を塞いでしまうからです。シャンプーは1日1回、洗浄力の強くないアミノ酸系のものを使用し、洗髪時に指の腹で頭皮マッサージを行ってしっかりヘアケアを行ってください。

放置して元に戻る可能性はある?

40代で薄毛になったら放置して元の状態に戻る可能性はほぼ無いと言ってよいでしょう。

髪が細くなったり抜け毛が増えるのは何らかの原因があるからです。何も対策をせずにそのままにしておけば進行するばかりです。

特に薄毛の原因がAGAの場合は進行性ですから、治療が遅れればそれだけ改善も難しくなっていきます。40代は加齢により身体の様々な箇所に支障が出る時期ですので、その他の原因の可能性も含め、専門のクリニックで医師と相談するのがよいでしょう。