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薄毛に関する疑問を徹底解剖!

公開日 2017年10月30日

抜け毛の毛根についてのよくある疑問・回答まとめ

毛根

毛根にかんする基本的なギモン

そもそも毛根ってどこ?

毛根とは、毛全体のうち、肌の下に埋まっている部分を指します。反対に肌より上に出ている部分は毛幹と言います。

「薄毛対策には毛根を刺激するといい」というような表現がありますが、厳密には誤りです。毛の成長をつかさどっているのは、毛根の中の一部の部位だからです。毛を包んでいる毛包、毛の根元にある毛球、という部位がそれに該当します。

毛球部分で栄養を受け取り、毛包部分で細胞が分裂、髪が成長していきます。これら2つの部位が、髪の成長に深く関わっているわけです。

抜け毛の根元にある白い部分が毛根で合ってる?

抜け毛の根元にある白っぽい透明な部分は、厳密には毛根ではありません。

あれは毛根鞘というもので、毛と毛穴の間にある、接着剤のような役割をしている組織です。毛根とは毛穴の下の部分を指す言葉ですので、そういった意味では「白い部分が毛根」という理解は正しいのですが、一般に思われているような毛の成長をつかさどる部分ではない、ということは知っておくとよいでしょう。

ちなみに、この毛根鞘は、どのような抜け毛にもついているものです。そのため、毛根の根元が白っぽいからと言って薄毛が進行しているわけではありません。

ただし、もしそれが半透明ではなく、完全な白である場合、皮脂である可能性があります。皮脂は薄毛を進行させる要因になりますので、もし頭皮の皮脂が多いように感じたら、早めの対策をおすすめします。

毛根は死んだらもう生えてこないって本当?

もし毛根(毛包部分や毛球)の細胞が死んでしまった場合、髪は生えてきません。

しかし、毛根が死ぬ可能性はほとんどありません。医療レーザー脱毛などでは、レーザーの熱で毛包や毛球にダメージを与え、発毛を抑制します。しかしそれでもいずれ毛は生えてきます。永久脱毛と呼ばれてはいますが、厳密には永久ではないわけです。

また、ほとんど髪の見られない、禿頭に近い人であっても、肉眼で見えないだけで、細かいレベルで見れば短い毛がはえています。ダメージを受けることで毛が成長しづらくなることはありますが、厳密な意味で細胞が死ぬ、という可能性は低いと言えます。

抜け毛の毛根について

どんな種類がある?

抜け毛の毛根には、いくつかの種類があります。以下に簡単にまとめてみます。

  • 自然脱毛根…自然に抜けた毛の毛根です。根元にキレイな膨らみがあるのが特徴です。
  • 広汎性脱毛根…栄養不足や、過剰な皮脂による薄毛の初期に見られる形です。毛球の先に、白っぽい尻尾が付いているのが特徴です。脱毛症の毛根…円形脱毛症等で見られます。毛先から毛根へいくほど細くなっているのが特徴です。
  • 精神的脱毛…ストレス等、精神的な負担があるときに見られます。毛根部分の膨らみがないのが特徴です。
  • 抜去毛根…文字通り、引き抜かれた毛の毛根を指します。千切れたり、歪な形に歪んでいるのが特徴です。
  • 断毛…厳密には毛根ではありませんが、毛球の手前等で切れてしまった毛を指します。
  • 先尖毛…細く短い毛を指します。薄毛の予兆とも言える注意したいサインです。

見た目で毛根の健康度がわかる?

毛根というより、髪全体の見た目である程度健康度は見分けられます。

個人差があるため、あくまで一般的な傾向の話ですが、健康的な髪の毛は毛球(毛の根元)が丸々していて、しかも毛全体で太さがあまり変わらないという特徴があります。

一方、弱っている毛は毛球が細く、全体的に先細りで、しかも短いという特徴があります。もし抜け毛の毛根部分がこの状態なら、注意が必要かもしれません。

毛根に皮脂がついているのは大丈夫?

必ずというわけではありませんが、注意した方が良いサインです。

毛根に皮脂が付いている場合、頭皮の皮脂の分泌が過剰になってしまっている可能性があります。

頭皮の皮脂が多いからといってそれが抜け毛の原因になるとは限りませんが、頭皮環境の悪化は抜け毛の大きな原因となります。

また、頭皮に皮脂が溜まったまま放置してしまうと、それをエサに菌が繁殖し、脂漏性皮膚炎という皮膚病に掛かってしまうことも考えられます。

油ものの多い食生活を送っている場合はそれを改めたり、洗髪時に頭皮の皮脂をしっかり落としたり、何らかの対策を採られることをおすすめします。