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薄毛に関する疑問を徹底解剖!

公開日 2017年10月30日

抜け毛の防止方法にかんするよくある疑問・回答まとめ

Q&Aのイメージ

まず知っておきたいこと

そもそも抜け毛の原因って?

抜け毛の原因は人によって違いますし、複数の要因が影響しあって起きているケースもよくあります。

代表的なものをピックアップしましたので抜け毛・薄毛が気になる方はしっかり把握するようにしてください。

AGA

男性の抜け毛・薄毛の原因として最も割合が高いと考えられるのがAGA(男性型脱毛症)です。遺伝的要素が強く、テストステロンが5αリダクターゼと結びついて変異したジヒドロテストステロン(DHT)がヘアサイクルを乱すことで薄毛・抜け毛が進行します。

FAGA

女性男性型脱毛症のことでAGAの女性版ですが、男性とは発症メカニズムが異なります。加齢や更年期障害により髪の成長に関わる女性ホルモンが減少すると相対的に男性ホルモンの割合が高くなり抜け毛や薄毛につながるのです。男性のように局所的に薄くなることはありません。

栄養不足

過度のダイエットや偏食により食生活が乱れていると身体全体が栄養不足になります。必要最低限の食事をしていても生命維持のために栄養を使うことが最優先されますから、髪の毛まで栄養が届かなくなり抜け毛を増加させてしまいます。

睡眠不足

髪を育てるための成長ホルモンは夜の10時から2時までに分泌され、その間に昼間に受けた髪のダメージを修復していますが、夜更かしをするなどして睡眠不足が続くとこれが行われなくなり抜け毛が加速してしまいます。

ストレス

人は強いストレスを受け続けると、自律神経に乱れが生じて抜け毛が増えます。交感神経が優位になると血管が収縮し、血流が悪くなることで毛根部に栄養が届かなくなるからです。また内臓機能の低下にもつながり栄養不足になって髪の成長を妨げてしまいます。

ホルモンバランスの乱れ

女性は妊娠や出産、加齢などによりホルモンバランスが乱れるとヘアサイクルが乱れて抜け毛が増加します。髪の毛は成長期に2~6年かけて成長しますが、ホルモンバランスが崩れるとこれが短くなり、髪が生えてこない休止期が長くなってしまうからです。

その他脱毛症

病気が原因で抜け毛や薄毛が起きることがあります。ホルモンバランスの異常やストレスが原因で過剰に皮脂が分泌される脂漏性脱毛症やフケが毛穴を塞いでしまう粃糠性脱毛症、自己免疫が原因とされている円形脱毛症、毛を自分で引き抜いてしまう精神疾患の抜毛症など様々なタイプがあります。

抜け毛の防止方法について

抜け毛を防止するためには何をしたらいい?

抜け毛の原因は人によって違うため、個別に対処方法を考える必要があります。

誰でも共通してできることとしては以下のような方法があります。

食生活の改善

抜け毛予防には栄養バランスの良い食事を摂ることが大切です。偏食をしたり過度なダイエットにより栄養不足になると髪の毛が細くなって抜け毛を増やしてしまうからです。髪の成長に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルなどを中心に様々な栄養素を偏りなく摂取するよう心がけましょう。

生活習慣の見直し

抜け毛と生活習慣は深い関わりを持っています。生活習慣にも様々ありますが特に注意したいのが睡眠不足、喫煙、ストレスです。成長ホルモンの分泌を促すため十分な睡眠をとること、髪に栄養を行き渡らせるために喫煙するのは止めて、軽い運動などをしてストレス発散の機会を持つようにしましょう。

正しい頭皮ケア

頭皮ケアをしているつもりでもそれが間違っていれば抜け毛は増えていきます。1日に何回も洗髪するとかえって頭皮環境が悪化しますし、洗浄力の強いシャンプーもあまりよくありません。洗髪は1日1回、低刺激性の無添加のシャンプーを使用し、頭皮マッサージをしながら行うことをおすすめします。

放置していて治ることはある?

抜け毛の原因によって違いますが、女性の妊娠・産後の抜け毛などは、放置していても改善することがあります。

しかしその他の理由で薄毛や抜け毛が発生している場合は、放置して治る可能性は低いと言えます。

男性型脱毛症(AGA)は専門医と相談の上で治療が必要ですし、食生活や生活習慣の乱れ、過度のストレス、誤ったヘアケアなどで血流が悪くなったり栄養不足で起きる抜け毛に関しては、それまでの生活環境を変えるなどして対策を行わないと、さらに進行してしまう可能性があります。

シャンプーは育毛タイプのものを使うべき?

育毛タイプのシャンプーは頭皮に悪い影響を与えることはありませんが、それだけで薄毛や抜け毛が根本から改善されるものではありません。

また自分の体質にあったシャンプーを使用しないと逆効果になる可能性もあります。

シャンプーを選ぶ際の基本は育毛タイプやそうでないタイプに関わらず、無添加で界面活性剤などの洗浄力を高める成分が入っていないことです。皮脂を落としすぎると乾燥して頭皮環境が悪化してしまうからです。また洗髪後はしっかり洗い流すなど常にヘアケアを心がけるようにしてください。

ドライヤーのポイントは?

洗髪後はドライヤーを使う前にまずタオルを当てて髪の毛を乾かしておくと効率がよくなります。

自然乾燥は頭皮や髪が湿った状態が長く続いて雑菌が繁殖するのでやってはいけません。髪を乾かすのは手早く行うことが基本となります。

ドライヤーは20~30cmほど離して使い、髪の根元から毛先に向かって乾かすようにします。ドライヤーを近づけ過ぎたり、同じ場所ばかり集中させて当てるとそこだけ頭皮が乾燥して抜け毛の原因になってしまうこともあるので注意が必要です。

育毛剤は抜け毛防止に役立つ?

市販の育毛剤は頭皮環境を整える効果はある程度期待できますが、直ちに薄毛・抜け毛が治ることはありません。

毛根に栄養を与える成分が配合されていたり保湿効果もあるので抜け毛予防に使うのは問題ないでしょう。

積極的に発毛促進をしたい場合はミノキシジルを配合した医薬品の方が効果的です。ドラッグストアでも購入できますが、副作用のリスクはゼロではありませんのでできれば医師に相談の上、自分に合ったものを使用することをおすすめします。

育毛サプリで抜け毛は抑えられる?

育毛サプリは医薬品ではなく栄養補助食品の1つなので、飲めばすぐに抜け毛や薄毛の進行がストップして髪が生えるなどの大きな効果は期待できません。

抜け毛抑制タイプ、栄養補給タイプ、育毛促進タイプの3種類がありますが、毛母細胞を刺激する成分が配合されていたり、抜け毛を防止する栄養素を補給するなど、髪の健康を保つことには役立つと考えてよいでしょう。

病院での治療について

病院で治療することはできる?

薄毛・抜け毛の原因によって方法は異なりますが、病院で治療やアドバイスを受けることは可能です。

やみくもに抜け毛対策を進めるよりも、むしろ確実で安全な手段と言えるでしょう。

皮膚科や内科でも相談できるところはありますが、薄毛治療専門のクリニックであれば単に内服薬や外用薬を処方するだけでなく、抜け毛の原因に合わせてシャンプー選びや正しい洗髪方法、生活習慣の見直しなど適切な指導を受けることができます。

病院と自宅ケア、どちらが大事?

病院での治療と自宅ケアはどちらも大事です。通院して治療薬を使用していても、睡眠不足や偏った食生活など生活習慣が乱れていれば抜け毛は改善されません。

抜け毛や薄毛になりにくい基本環境が整っていなければ薬の効果が出ないからです。

また自宅ケアだけを続けても抜け毛や薄毛の状況に合わせて医師の指導を受けないと、間違った方向に進んでしまう可能性があります。病院と自宅ケアがうまく組み合わさって初めて最大効果が得られるものと考えてください。