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薄毛に関する疑問を徹底解剖!

公開日 2018年1月2日

髪を太くする方法についてのよくある疑問·回答まとめ

方法の代替イメージ

基本的な疑問

そもそも髪を太くすることはできる?

髪の毛の太さは遺伝的な要素が大きいため、生まれつき細い髪の人を太い髪に変えることはできません。

しかし以前は太かったのにAGA(FAGA)や生活習慣などの影響で髪がやせ細ってしまった人は元に戻すことが可能です。

ボリュームアップシャンプーやヘアワックスなどを使えば一時的にボリュームアップすることはできますが、根本的な解決にはならず頭皮や髪を痛めてしまう可能性もあります。

時間はかかりますが、まず育毛剤を使用したり生活習慣を改善して髪が育つ環境を整えることです。またAGAの場合は処方された治療薬で欲しくなった髪を徐々に太くしていきます。

健康的な髪の太さってどのくらい?

髪の太さは平均すると0.07mmくらいと言われますが、当然ながら個人差があり0.05~0.15mmとかなりの幅があります。

髪はメデュラ、コルテックス、キューティクルの3層構造になっており、中間層のコルテックスの量が髪の太さに大きく関係します。

また年齢によっても髪の太さは変化し、男性の場合は10~20代で太くなり20代後半から細くなっていきます。女性の場合は10~30代までは太くなり、30代以降になって細くなります。

髪が細いとハゲる?

髪が細いからといって必ずハゲるわけではありません。

生まれつき髪が細い人はその太さが標準なので、細くて髪が全体的にボリュームがないように見えるかもしれませんが心配はいりません。

注意したいのは元々髪が太かった人が細くなった場合です。髪が細くなる原因としては加齢ということも考えられますが、睡眠不足や偏った食生活など生活習慣の乱れで細くなることもあります。また成人男性の場合はAGA(男性型脱毛症)が発症した可能性が考えられます。

具体的な方法

どうすれば髪は太くなる?

後天的に髪が細くなった場合は原因として男性の場合は生活習慣の乱れやAGAの発症、女性の場合はホルモンバランスの乱れやFAGAの発症が考えられます。これらを解決しない限り髪の毛は細いままで放っておいても元通りにはなりません。

解決方法としては普段の生活を見直したり、クリニックに相談して治療を受けることが髪を太くすることにつながります。また使用しているシャンプーや頭皮ケアの方法を見直したり育毛剤やサプリメントで頭皮環境を改善することも重要です。

髪を太くするための食べ物は?

摂取すれば髪が太くなる魔法のような食べ物はありませんが、髪を健やかに育てるための栄養素はあります。

その栄養素とはタンパク質、亜鉛、ビタミンB·C群ですので、それらが含まれる食べ物を積極的に摂るとよいでしょう。

タンパク質は魚や鶏肉、豆腐などの大豆食品、亜鉛は牡蠣やレバーに多く含まれます。ビタミンB·C群は緑黄色野菜を中心に牛乳、バナナ、マグロなど幅広い食品に含まれますので、偏食はせずにそうした栄養が不足しないことを意識してください。

サプリメントは効果ある?

サプリメントは全く効果がないわけではないですが、補助的に飲むことをおすすめします。

食事から必要な栄養素を摂る方がよいですが、亜鉛やビタミンなど外食が多く摂取しにくい場合に活用するとよいでしょう。

サプリメントの中には栄養を補給するだけでなく発毛や育毛をサポートするタイプのものもあります。これらもAGA治療薬との併用で相乗効果を生むと言われていますので、飲むだけで髪が飛躍的に太くなることは期待できません。

運動はしたほうがいい?

運動はストレス解消や血行促進効果が期待できるのでしないよりもした方がよいでしょう。

直接的に髪が太くなることに関係しませんが、普段から運動をする習慣づけができていれば髪が太く育つ環境は整いやすくなります。

その場合、激しい運動(無酸素運動)ではなく、ウォーキングや水泳、サイクリングに代表されるような有酸素運動がおすすめです。体への負担が少ないので継続しやすいですし、無酸素運動のように男性ホルモンが分泌されることがないからです。

睡眠時間は長く摂るべき?

睡眠は時間が長ければよいということではなく質が重要です。

最初の3時間で睡眠の質が決まると言われるように、その時間ぐっすり眠ることができれば睡眠の質はよくなります。トータルの睡眠時間が長くても頻繁にトイレに起きるようでは質は悪くなります。

髪にとっては成長ホルモンが最も分泌される22時~翌2時がゴールデンタイムです。この時間帯に睡眠ができていると、昼間に受けた頭皮のダメージも修復され、髪も太く成長できます。

ヘアケアで気を付けるべきことは?

キューティクルを守ることを念頭においたヘアケアをすることです。

髪はメデュラ、コルテックス、キューティクルの3層構造になっており、中間層のコルテックスの水分やたんぱく質が失われると髪が細くなります。

髪が濡れたままブラッシングをしたり、自然乾燥のまま放置していると外側のキューティクルが剥がれてコルテックスにダメージを与えてしまいます。髪が痛みやすいと感じる場合はたんぱく質補修成分を含むシャンプーを使用するのもよいでしょう。

髪型でボリュームがあるように見せることは可能?

ボリューム感を出すのであればパーマをかける方法があります。

ゆるくかければふんわりした感じになりますが、パーマ液の頭皮への影響が気になる場合はヘアワックスを活用するのが手軽でおすすめです。

髪型は全体を短くするのではなくトップを少し短めにして髪が寝ないようにします。後は指先を使ってワックスをなじませほぐすようにしてボリュームアップをします。細い髪の場合はドライタイプのワックスを使うとヘタレた感じになりません。

知っておきたい基本知識

髪が細くなる原因にはどういうものが考えられる?

髪が細くなるのは、生活習慣の乱れか遺伝的な理由で起きることが多いと考えられます。

改善のためには以下に挙げた原因をしっかり押さえておくことが重要です。

極端なダイエットや乱れた食生活

髪は栄養不足になれば細くなります。栄養不足になる理由として考えられるのが過度なダイエットです。食事制限をしてぎりぎりの栄養しか摂らないと身体は生命維持を優先させるので、髪の成長のための栄養が十分に届かなくなるのです。

もうひとつは偏った食生活です。量はしっかり食べていても肉や揚げ物など脂肪分の多い食事ばかりしていると血液がドロドロになり血行が悪化して、頭皮まで栄養が届かなくなります。ビタミンやミネラルも含めたバランスのよい食生活が必要です。

睡眠不足

睡眠不足は皮膚の代謝機能を下げるので頭皮に元気がなくなり細い毛ばかりになります。また髪を育てる成長ホルモンは睡眠中に分泌されるので、睡眠不足になればしっかりとして太い毛が育たなくなってしまいます。

また夜10時から深夜2時に最も多く分泌される成長ホルモンは昼間に受けた頭皮のダメージを修復する機能も持っています。睡眠時間が取れずにその時間に起きていると頭皮環境が悪化するので細い毛だけでなく抜け毛も多くなってしまいます。

ストレス

ストレスにより自律神経が乱れると身体の様々な場所に悪影響を与えます。自律神経は血行をコントロールしていて強いストレスを受けると緊張して血管が収縮します。その結果、血行不良になり髪に栄養が届きにくくなってしまいます。

また自律神経の乱れは内臓機能の低下も引き起こします。すると髪の主成分であるたんぱく質の吸収が悪くなり髪が育たちにくくなります。さらに強いストレスによりアドレナリンが分泌されると頭皮の過酸化脂質が増えて炎症を起こしたり、不眠症の原因にもなります。

遺伝

男性の薄毛になる原因で最も多いのはAGAですが、これは遺伝に強く影響されます。AGAは男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びついて生成されるDHTがヘアサイクルを短くするので細い毛や抜け毛が増えます。

この5αリダクターゼの活性の高さと男性ホルモン受容体の感受性は遺伝するのです。ただし遺伝子を持っていてもAGAを発症しやすい体質を受け継いでいるというだけで100%発症するわけではありません。