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薄毛に関する疑問を徹底解剖!

公開日 2018年5月25日

髪の毛とミネラルについてのよくある疑問·回答まとめ

ミネラルウォーター

髪とミネラルの関係について

髪の毛にミネラルが重要って本当?

ミネラルは身体の維持に欠かせない栄養素。中でもカルシウムやマグネシウムなど「主要ミネラル」と呼ばれるものは7種類、亜鉛や鉄など「微量ミネラル」と呼ばれるものは9種類あり、その合計16種類が「必須ミネラル」とされています。

中でも髪の毛にとって重要と考えられているのが、亜鉛です。亜鉛はタンパク質を髪へと合成するために役立つミネラルであり、またすでにある髪の毛へ、栄養素を運ぶという役割も担っています。さらに頭皮の新陳代謝を活性化させるのにも役立つのです。

髪質が悪くなるのはミネラル不足が原因?

髪はケラチンというアミノ酸が結合したたんぱく質でできていますが、先述の通り、亜鉛が不足するとその合成が滞るので、髪質は悪くなる可能性が高まります。また髪の成長が遅くなることも考えられますので、ぜひ積極的に摂取したいものです。

他のミネラルに関しては鉄分不足が、髪質の悪化や抜け毛を招く可能性もあるので、特に女性は注意したいところ。さらにヨウ素不足は新陳代謝機能の低下を招きます。

たんぱく質不足であらわれる症状

ミネラルが不足するとどういう症状が出る?

人間に必要な栄養素·ミネラルが不足すると、身体にさまざまな悪影響が現れてきます。その代表例を以下にまとめてみます。

筋肉疲労

ナトリウムやカリウムなどのミネラルが不足すると、筋肉が疲労しやすくなります。身体が疲れやすくなるのはもちろん、足のこむら返りや筋肉の痙攣などが頻発するようになるでしょう。

神経などの障害

カルシウムやカリウムなどのミネラルが不足すると、ストレスが増大し、情緒不安定などの神経過敏が引き起こされやすくなります。

冷え性

鉄などのミネラルが不足すると、血液内のヘモグロビンも不足するようになり、貧血が起きやすくなります。また血流も悪くなるため、冷え性に悩まされることになるでしょう。これらの症状が、やがて甲状腺や免疫機能の低下を招き、大病へと繋がる可能性もあります。

性機能の低下

亜鉛が不足すると、男性の精嚢で精子を生産率が落ちるほか、EDが引き起こされやすくなります。

ミネラルは魚介類、海藻、乳製品、そして意外なところでは香辛料などにも多く含まれます。

現代人は糖質や炭水化物の摂取が多く、ミネラルが不足した食生活になりがち。バランスの取れた食生活を心がけることが、ミネラル不足の解消に役立ちます。

ミネラルの摂り方について

1日にどれくらいのミネラルを摂ればいい?

1日にどの程度のミネラルが必要なのかは、年代や性別により異なります。また、ミネラルには数多くの種類があるため、代表例を見ていきましょう。

  • カルシウム…30~40代の男性/女性ともに1日650mg
  • マグネシウム…30~40代の男性1日370mg、30~40代の女性1日300mg
  • 亜鉛…30~40代の男性1日10mg、30~40代の女性1日8mg
  • 鉄…30~40代の男性1日7.5mg、30~40代の女性1日10.5mg
  • カリウム…30~40代の男性1日2.5g、30~40代の女性1日2g

上記は上限量、いわゆる「摂り過ぎ」に対して余裕のある数値となっていますので、育毛や発毛目的とするなら少し多めに摂っても良いでしょう。

ミネラルを効率的に摂る方法は?

「現代人の食生活に、ミネラルは不足しがち」と、専門家が警鐘を鳴らしています。また塩に含まれるナトリウムなど、特定のミネラルばかりが過剰に摂取されやすい、という傾向もあるようです。

先述の通り、ミネラルには数多くの種類がありますが、複数を同時に摂取すると人体内で補完し合う関係性を持っています。こうしたミネラルの相乗効果を活用する「食べ合わせ」は、非常に重要。代表例を見ていきましょう。

マグネシウムの過剰摂取をカリウムが抑える

塩分の多い食事に、カリウムを多く含む納豆やアボカド、にんにくや里芋をプラスする。

ビタミンD、マグネシウムをプラスすることでカルシウムの働きを高める

  • カルシウムを多く含む食品(しらすやししゃも、厚揚げや納豆など)
  • ビタミンDを多く含む食品(サケ、さんま、まぐろ、かじきなど)
  • マグネシウムを多く含む食品(あさり、いわし、桜えびなど)

上記を組み合わせたメニューを考える。

ビタミンC、たんぱく質をプラスすることで鉄分の働きを高める

  • 鉄分を多く含む食品(レバー、卵黄、いわし、納豆など)
  • ビタミンCを多く含む食品(緑黄色野菜など)
  • マグネシウムを多く含む食品(豚ひれ肉、ささみ、かつおなど)

上記を組み合わせたメニューを考える。

ビタミンC、クエン酸をプラスすることで亜鉛の働きを高める

  • 亜鉛を多く含む食品(牡蠣、レバー、卵黄など)
  • ビタミンCを多く含む食品(緑黄色野菜など)
  • クエン酸を多く含む食品(レモン、酢、梅干しなど)

を組み合わせたメニューを考える。

ミネラルを食事で摂れば薄毛は改善する?

ミネラルは髪を構成する栄養素ですが、ミネラルだけ摂っていれば薄毛が改善するわけではありません。髪が生成され成長していくためには他の栄養素も必要になるからです。

髪の主成分であるたんぱく質、そしてビタミンの摂取も必要不可欠ですから、薄毛改善のためには、多くの栄養素を意識して食事を組み立てなければなりません。

動物性ミネラルと植物性ミネラル、どちらを摂るべき?

ミネラルは動物性と植物性の2種類があります。しかし動物性ミネラルとは、動物が植物を食する過程で吸収されたに過ぎず、その大元は植物にあります。人間も、体内でミネラルを生成することはできないのです。

このため「植物性ミネラルの方が、より吸収率が高い」とも言われますが、近年は化学肥料による土壌の変化で、植物が含むミネラル量が減少しているとも言われます。「どちらを多く摂った方が良い」と考えるより、バランスよく摂取するよう心がけておきましょう。

食事以外の方法で補給することはできる?

近年はミネラルを配合した基礎化粧品やファンデーションなどのスキンケア商品が多く登場していますが、どちらかというと「栄養分の摂取」というよりは「肌への刺激が低い」という考え方のようです。

髪の毛のミネラルケアにおいては、ミネラル成分が配合されているローションや育毛剤を活用して、頭皮に直接栄養を与えるという方法も。亜鉛配合の育毛剤も登場していますから、興味のある人は試してみると良いでしょう。

摂り過ぎた場合、なにか悪影響はある?

ミネラルの過剰摂取は、嘔吐や下痢などの症状を引き起こします。銅の過剰摂取は肝臓障害を招くこともあるので、要注意。

食事で過剰摂取を招く可能性は低いと思われますが、サプリメントを併用している場合は、摂取目安量を守るようにして下さい。