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薄毛に関する疑問を徹底解剖!

公開日 2017年12月31日

薄毛と運動にかんするよくある疑問·回答まとめ

運動のイメージ

運動は薄毛の原因になるか

運動しないと薄毛になる?

運動と薄毛は直接的な因果関係はありませんので、運動をしていないからといって必ず薄毛になるようなことはありません。

ただ運動不足により薄毛の原因の一つである血行不良を起こしやすくなることは考えられます。

したがって運動をすることは薄毛の原因を取り除くためにプラスにはなります。特におすすめなのがウォーキングや水泳などの有酸素運動です。ゆっくり身体を動かしながら行うので継続しやすく、運動で血行を良くすることで薄毛改善に期待が持てます。

運動すれば薄毛は改善する?

運動するだけで髪がどんどん生えてくることはありませんが、適度の運動が薄毛を予防することにプラスに働くことは事実です。

運動することによって薄毛の原因として考えられるストレスや血行不良が改善されるからです。

もちろん運動をしていてもそれ以外の原因で薄毛が進行してしまうことがありますし、薄毛にならない人の中には全く運動をしない人もいます。したがって直接的な効果は望めませんが、髪が育つ環境を整えるという点で役に立つことは間違いありません。

汗が薄毛の原因になるんじゃないの?

汗は身体にとって必要なものですし決して薄毛の原因物質ではないですが、汗をよくかく人が薄毛になりやすい状況を作ってしまうことはあります。

汗をかいてその後のケアをしないと頭皮が不潔な状態になるからです。

というのも頭皮は通常は弱酸性で殺菌力を保っていますが、汗はアルカリ性なのでその効果が弱まり雑菌が繁殖しやすくなるからです。また汗により皮脂やフケなどが流れ出すと、それが毛穴を塞ぐことによって薄毛·抜け毛の原因になります。

激しい運動が薄毛進行させるって本当?

もともと薄毛になりやすい体質の人が激しい運動をすることで薄毛が進行する可能性はあります。

激しい運動が筋肉を増大させるため薄毛の原因となる男性ホルモンが分泌されるというのがその理由です。

ただし、激しい運動を行うスポーツ選手に薄毛の人が著しく多いとは言えないことからも遺伝などの影響の方が強いと考えられます。運動は血行を良くするので薄毛改善にはプラスですが、ウォーキングや水泳などの有酸素運動の方が身体に負担をかけずに男性ホルモンを減らす効果があるという点でおすすめです。

運動以外に考えられる薄毛の原因は?

薄毛の原因には栄養バランスの悪い食生活や、過度のストレス、睡眠不足、喫煙などの普段の生活習慣が大きく関わっています。

運動は間接的には薄毛に影響しますが、直接発毛や抜け毛に関わることはありません。

またAGA(男性型脱毛症)が原因で薄毛が進行してしまうと生活習慣を改善するだけでは不十分で専門のクリニックで治療が必要になります。運動ももちろん重要ですが、むしろそれ以外の原因にも目を向けて対策に取り組むべきでしょう。

筋トレ(無酸素運動)はしない方がいいって本当?

筋トレをすると薄毛になるという話はよく聞きますが、体質に因るところが大きいので必ずしも抜け毛·薄毛につながるわけではありません。

確かに筋トレを代表とする無酸素運動により男性ホルモンの分泌量は多くなります。

しかし重要なのは男性ホルモンと5αリダクターゼが結びついて生成されるDHTに対する各個人の感受性の高さです。DHTはAGAによる薄毛の原因とされるものですが、筋トレをしたからといって元々ある感受性に影響を与えることはありません。

薄毛対策にいい運動について

薄毛対策になる「適度な」運動って?

よく薄毛の予防のために推奨される「適度な」運動とは有酸素運動のことを指します。

運動には無酸素運動と有酸素運動の2種類があります。筋トレや短距離走など息切れが起きるような激しい運動が無酸素運動、ウォーキングやストレッチなど緩やかで軽い運動が有酸素運動です。

有酸素運動は脂肪を燃焼させる効果があるだけでなく、たくさんの酸素を取り入れることで血液の中のブドウ糖をエネルギーに変えて血行が良くなるので、薄毛改善につながります。

やっぱり有酸素運動がいい?

基本的には、有酸素運動がおすすめです。

有酸素運動をおすすめするのは、いくつかの理由があります。一つは、体への負担が少ないので男女を問わずに継続しやすいことです。また激しく身体を動かす無酸素運動は体への負担がストレスの原因となるので薄毛対策としてはマイナスです。

さらに有酸素運動は筋トレとは違って薄毛の原因となる男性ホルモンの分泌を増やすことはなく、軽い運動を続けることで血行をよくする効果があります。血液の流れがよいと髪を育てるための栄養がしっかり届くようになり薄毛改善につながるのです。

どれくらいの頻度で運動すべき?

運動をする頻度や基準は年代は各人の体力によって変わるため一概には言えませんが、厚生労働省が作成した「健康づくりのための身体活動基準」が運動の目安として参考になります。

18~64歳では、歩行やそれと同等以上の身体活動は毎日60分以上で、息が弾み汗をかく程度の運動は毎週60分行うこととしています。65歳以上は身体活動のみで毎日40分行うことが基準となっています。

忙しくて運動をする時間がなかなか取れない場合は、一駅分ウォーキングするとかエスカレーターやエレベーターは使わず階段を利用するなど、日常生活の中に取り入れるとよいでしょう。

運動後に気を付けるべきことはある?

運動をすると汗をかきますが、その際に頭皮ケアをしっかり行うことが薄毛予防には重要です。

運動による汗をそのまま放置してしまうと頭皮に雑菌が繁殖したり、皮脂が毛穴に詰まって髪が抜けてしまうことがあるからです。

毎日洗髪することは基本ですが、シャンプーを使うのは1日1回にして運動後はお湯だけで洗い流すようにしたり、タオルや吸水力のあるハンカチを常備してこまめに汗を拭き取るなど頭皮が不潔にならないように注意しましょう。

水泳する場合、プールの塩素が薄毛に影響する可能性は?

プールで泳ぐ場合に塩素が髪に影響することは少なからずあります。

水泳をした後に髪がパサパサになったという経験は誰でもあるのではないでしょうか。これはプールの塩素濃度を0.4mg/リットル以上にすることが基準として決められているからです。

塩素はたんぱく質に付着する性質があるので、その影響で髪に潤いが無くなったりフケやキレ毛が多くなるのです。したがってプールで泳いだ後はしっかりシャワーで塩素を洗い流し、保湿成分があるシャンプーなどを使ってケアすることが必要です。

サウナで汗をかくのは効果ある?

サウナで汗をかくことで育毛や発毛など直接薄毛対策になることはありません。

しっかり運動をして汗をかき身体全体の代謝や血行をよくすることが重要で、汗をかくことだけを目的として長時間サウナに入っても薄毛にはあまり効果はありません。

但し、サウナに入ることでリラックス効果を得られるのであれば間接的には薄毛改善にはプラスに働くことはあります。ストレスは薄毛の原因の1つですからその解消方法としてサウナを選択することは間違いではありません。

もう薄毛になっている場合、運動はムダ?

運動することはムダにはなりませんが、運動によって髪が濃くなるということはありません。

薄毛の人は適度な運動が必要とよく言われますが、それは発毛効果があるからではなく血行促進につながるからです。

血行がよくなればそれまで届きにくかった髪に必要な栄養が行き渡るようになり、薄毛予防になります。また運動することでストレスが解消されればそれも薄毛にはプラスに働きます。運動の効果はあくまで間接的なものであって直接の治療効果は期待できないということです。