公開日 2018年2月28日
AGAになりやすい年齢が知りたいです

30代に入ってから身体の不調が続いています。昨年の健康診断で受けたエコー検査では脂肪肝と言われ、血液検査では尿酸値で引っ掛かりました。
とくに生活習慣が変わったわけではないので、年齢の影響ではないかと考えています。
そこで質問なのですが、AGAになりやすい年齢というのはあるのでしょうか。身体は運動や食事制限などで何とかなると思うのですが、髪は取り返しがつかなそうで不安です。AGAになりやすい年齢や、予防方法などがあれば教えていただきたいです。
問診票
年齢 | 33歳 |
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性別 | 男性 |
職業 | 会社員 |
役職 | リーダー |
睡眠時間 | 7時間 |
体重 | 80kg |
身長 | 175cm |
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趣味 | 映画鑑賞 |
肌状態 | 少し脂っぽいです |
使用シャンプー | サクセス |
お酒頻度 | 週に3回ほど |
お酒量 | 缶ビール1本 |
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配偶者・恋人 | あり |
運動 | 週に1度ジムに通っています |
薄毛治療暦 | なし |
薄毛血縁 | なし |
ヨムトニック編集部の回答
ご相談ありがとうございます。「AGAになりやすい年齢」と「AGAの予防方法」が知りたい、ということですね。
以下に回答させていただきますが、我々は薄毛対策メディアを運営している編集者・ライターであって、医師や専門家ではありません。あくまでも本やウェブの情報(クリニックの解説等)をもとに調べたもの、という前提で参考にしていただけたらと思います。
AGAになりやすい年齢
少し古い統計ですが、1981年に行われた調査によると、30代でおよそ1割、40代でおよそ3割、50代でおよそ4割、60代で5割……、という結果が出ていたようです。年を追うごとに増えていく格好ですね。
そのため、具体的に何歳がAGAになりやすい、と断言するのは難しいです。年を重ねれば重ねるほどAGAになりやすい、としか言えません。
ただ、増加率は30代と40代の間がもっとも大きいため、体感としては40代の人が多いだろうと想像することはできます。近年、AGAの若年化が進んでいることなどを鑑みると、やはり30·40代がボリュームゾーンとなりそうです。
曖昧で恐れ入りますが、AGAは年を取ればとるほど発症する可能性が高くなるものの、発症者の増加率が高いのは30·40代だろう、というのが当編集部の回答です。
AGAの予防方法
AGAを予防するためには、原因となる男性ホルモン(正確にはジヒドロテストステロン)の増加を防ぐことが必要です。ジヒドロテストステロンの増加は、加齢のほか、食事·睡眠·運動などの生活習慣に関係しているといわれています。
- 食生活について
まずは食生活について。どんな場面でもいわれますが、やっぱり栄養バランスの良い食事が基本です。特に、髪の毛の栄養となるたんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養素を意識して摂るようにしましょう。
- 睡眠について
特にゴールデンタイムといわれる、午後10時~午前2時の間にしっかり睡眠をとるようにしましょう。ホルモンへの影響はもちろん、ストレスの解消にも効果的。ぐっすり眠れるよう、就寝前はスマートフォンやパソコンを触るのではなく、読書をしたり、音楽を聞いたりして、ゆったり過ごすようにしましょう。
- 運動について
睡眠時間をたっぷりとるためにも、適度な運動をして体をほどよく疲れさせることが大切。また運動にはストレス解消や血行促進などの効果があります。寝る前のストレッチを習慣にしたり、仕事の帰り道一駅分だけ歩いてみるなど、簡単なことから始めてみましょう。
注意したいAGAの前兆
AGAの前兆は、抜け毛に表れます。健康な毛は、毛の端から端までの太さがほとんど変わらず、根元部分がぷっくり膨らんでいます。
もしこれが極端に先細りになっていたり、根元部分が痩せてしまったりしていたら、髪が十分に成長しないまま抜けてしまった可能性があります。つまり、AGAの初期症状です。
もちろん、生まれつきの毛の状態もあるため、時系列の変化がないと何とも判断できませんが、抜け毛の状態に変化を感じたら、速やかに専門医に相談するなど、対策を取られることをおすすめします。
専門家プロフィール

ヨムトニック編集部です。本回答は編集者・ライターであって、医師や専門家ではありません。あくまでも本やウェブの情報(クリニックの解説等)をもとに調べたもの、という前提で参考にしていただけたらと思います。