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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2018年3月28日

アロエ【Aloë】

アロエ

アロエとは、熱帯アフリカを原産とするユリ科の多肉植物のこと。

よく鉢植えなどで目にすることも多いアロエ。とげとげした葉が特徴的な植物です。たくさんの有効成分を含んでいるため、日本では古くから薬として使われてきました。

ひと口にアロエといってもとても種類が豊富で、アフリカ大陸を中心に、約600種類ほど発見されています。種類によって形や大きさは様々。日本では、葉が大きく分厚い「アロエベラ」と、細めの葉を持つ「キダチアロエ」が主流です。

アロエの薄毛への効果

化粧品などによく配合されているアロエですが、育毛剤にも使用され、薄毛に効果的だと話題になっています。

その理由は、アロエに含まれている2つの成分。それぞれの特徴を見てみましょう。

アロインの働き

アロインは、アロエの表皮部分に多く含まれている成分です。胃や腸の働きを活発にするという効果があり、医薬品としても登録されている成分。便秘薬などに配合されています。

さらにこのアロインには、AGAの原因である5αリダクターゼという酵素の働き妨げる働きがあることがわかっています。5αリダクターゼは、男性ホルモンのテストステロンを脱毛を促すジヒドロテストステロンに変換してしまう酵素。

つまり、5αリダクターゼの働きをアロインが阻害することによって、ジヒドロテストステロンの生成が抑制され、AGAによる脱毛を予防することができるというわけです。

この働きは、AGA治療薬として知られているプロペシアと同じ作用。薬とは違いアロインの医学的根拠が示されているわけではありませんが、アロインを配合した育毛剤なども多く開発されています。

タンニン酸の働き

タンニン酸はポリフェノールの一種です。分子のキメがものすごく細かいので、人間の細胞の内部に容易に浸透します。

細胞に浸透したタンニン酸は、細胞を活性化する働きがあることがわかりました。アロエが傷や火傷の手当てに良いといわれているのは、実はこのため。傷ついた細胞の内部に入り込み、活性化させることで治りを速くする効果が期待できるのです。

髪の毛の場合も同様に、頭皮に存在している毛母細胞にタンニン酸が入り込むことによって、働きが活発化され、髪の毛の成長を促進するのではないかといわれています。

アロエ育毛剤の作り方

アロエ育毛剤は、自宅でも簡単に作ることができます。作り方は様々あるようですが、ここでは最も簡単に作れそうな一例をご紹介します。

材料

生のアロエ500g、ホワイトリカー1.8リットル、2つの材料が全て入る密閉容器

作り方

  1. アロエをしっかり乾燥させる…水分の多いアロエは、乾燥させてから使います。皮はそのまま2cm幅に切って、3日間ほどベランダなどで陰干ししましょう。
  2. ホワイトリカーに漬ける…用意しておいた密閉容器に、陰干ししたアロエとホワイトリカーを入れて漬け込みます。
  3. 冷暗所で数日放置…ホワイトリカーの色が変わってきたら完成です。

注意点

自作したアロエ育毛剤の使用期限は、冷蔵庫などできちんと保管しても約2ヶ月。それ以上たつと頭皮にトラブルを起こしてしまうこともあるので注意してください。

またこちらは、必ず効果があるというものではありません。初めて使う場合は、必ず一度パッチテスト等を行うようにしてください。

育毛以外のアロエの効果

アロエには育毛以外にも色々な効果があります。特に日焼けやシミ・そばかす、美白などのケアにはぴったり。アロエシン、アロインなどの成分が炎症をしずめ、高い保湿力でしっかりと保湿してくれます。

また、胃や腸を整える働きもあるため、便秘や食べ過ぎ飲み過ぎによる胃のもたれにも効果的が期待できるでしょう。

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