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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2018年2月22日

コラーゲン【Collagen】

コラーゲンのイメージ

コラーゲンとは、肌や骨を作るタンパク質の一種です。

化粧品や健康食品に含まれており、美容系·美容系の雑誌などでもその重要性が説明されていますので、名前を目にしたことがある人は少なくないでしょう。

コラーゲン=美肌、というイメージがあるかと思いますが、それはコラーゲンが、肌の深い部分(真皮層)の主な構成要素であるためです。この部分は、肌のハリ、弾力を保つ重要な役割を持っていて、ここが十分に機能しているかどうかで、見た目の年齢もだいぶ変わってきます。

また、コラーゲンは骨の材料にもなります。年を重ねると関節部分の軟骨がすり減り、その痛みに悩まされる人が少なくありません。そういった対策の一環として、コラーゲンやコンドロイチンといった、骨の材料となる栄養素を含んだ健康食品なども販売されていたりします。

コラーゲンと薄毛に関係はあるのか

コラーゲンと薄毛は、一見関係ないように思えるかもしれませんが、意外と深い関わりがあります。

当たり前のことで恐縮ですが、髪の毛の土台は皮ふです。前述のとおり、皮ふの健康状態はコラーゲンによって左右されますから、たとえば加齢や生活習慣などの影響によってコラーゲンが不足してくると、髪に十分な栄養が届けられない可能性があるわけです。

実際、コラーゲンの減少が薄毛に影響することを裏付ける研究結果も出ています。

これは2016年に東京医科歯科大学の西村栄美教授の研究チームが発表したもので、加齢で毛包(毛根部にある毛を作る部分)のコラーゲンが減ってしまい、それに伴って毛包自体の大きさが縮んでしまう、ということがマウスを使った実験で確かめられたとのことです。

また、人の頭皮を調査したところ、やはり高齢の人は若い人に比べて毛包が小さく、毛包内のコラーゲンの量も少なかったことが判明。まだ確実な証明はできていませんが、コラーゲンの減少が薄毛と関わっている可能性は十分に考えられるわけです。

コラーゲンを摂れば薄毛を改善できるのか

コラーゲンを食べることで薄毛が改善する可能性はありますが、多くの場合、それよりも生活習慣等の見直しを図った方が効果が見られるはずです。

コラーゲンが加齢による薄毛に関係している可能性は高いです。しかし、薄毛の原因は加齢だけではありません。30代、40代といった若い年代で薄毛になっている場合は、生活習慣がその原因である可能性が高いです。

コラーゲンを摂取することに効果はない、とは言い切れませんが、それよりも根本的な薄毛の原因を見極め、それに沿った対策を考えられることをおすすめします。

コラーゲンだけを摂取しても効果は薄い?

コラーゲンを多く含んでいるのは、鳥の皮や豚足、牛筋、フカヒレといった食品です。

ただコラーゲンを摂るときに気を付けたいのが、単純にコラーゲンを食べるだけでは効果は薄いという点。

というのも、コラーゲンは消化管で分解されてしまうため、食べたものがそのまま使われるというわけではないからです。コラーゲンを摂るときは、体内でのコラーゲンの合成を促す栄養成分もいっしょに摂ることが大切。具体的には、ビタミン類やミネラル類。中でもビタミンCは、コラーゲンの再合成で重要な役割を果たすため、ぜひ積極的に摂っておきたいところです。

ビタミンCは緑黄色野菜などに含まれていますから、普段の食生活にも問題なく取り入れることができるかと思います。

食事で毎日コラーゲンを摂るのは大変、という人は、サプリメントを活用するのも手。

食事よりも吸収されやすい、コラーゲンペプチドという状態に加工された成分を含むサプリメントもあるので、手軽にコラーゲンを補給したい人はこういったアイテムも検討してみるとよいでしょう。

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