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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2017年9月5日

グリチルリチン酸ジカリウム【Dipotassium Glycyrrhizate】

グリチルリチン酸ジカリウムは、甘草カンゾウという薬用植物の根から抽出される天然成分です。

名前は仰々しいですが、植物由来の安全性の高い成分で、スキンケア用品や歯磨き粉などにも多く使われています。

抗炎症作用・殺菌作用を持っているため、フケやニキビの予防・防止のために、育毛剤に含まれていることも少なくありません。ただ、これはあくまで頭皮環境を整えるのが主な目的であり、グリチルリチン酸ジカリウムに直接的な育毛効果は期待できない、ということは、知っておくとよいでしょう。

グリチルリチン酸ジカリウムに育毛効果があるとされる理由

頭皮の炎症を抑えるはたらきがある

グリチルリチン酸ジカリウムは育毛剤によく含まれる成分ですが、直接的に育毛にアプローチする成分ではありません。

しかし、肌の炎症を抑える優れた作用を持っており、荒れた頭皮を正常な状態に導いてくれます。髪の毛の成長を促すためには、頭皮を健康にするというステップが欠かせません。そうした意味では、グリチルリチン酸ジカリウムは、育毛に必要不可欠な土台作りを行ってくれるわけです。

また、抗アレルギー作用も持っているため、敏感肌であっても、不安なく使うことができるというメリットもあります。

雑菌を殺菌するはたらきがある

強い殺菌作用がある、というのも、グリチルリチン酸ジカリウムが育毛剤に含まれる要因のひとつです。

頭皮の状態は、水分と皮脂のバランスによって大きく左右されます。皮脂が多いと雑菌が繁殖しますし、少ないと乾燥して、肌が雑菌に弱くなります。いずれの場合でも雑菌は肌を荒らし、頭皮環境を悪化させます。

グリチルリチン酸ジカリウムがもつ殺菌作用を利用すれば、こうした雑菌の繁殖を防ぐことができ、ひいては頭皮環境の改善も期待できます。

育毛以外の健康効果

  • フケ
  • かゆみ防止
  • 抗炎症
  • 殺菌等

副作用について

適切な量を守っていれば、副作用のリスクはほとんどないと考えてよいでしょう。

グリチルリチン酸ジカリウムは、育毛剤をはじめ、化粧品やシャンプーなどの幅広い製品に使われている、安全性の高い成分です。

ただ、使用する量によっては、副作用が出てしまう可能性も考えられます。1日40mg以上摂取してしまうと、むくみや高血圧、高ナトリウム血症などの症状が出る危険性がありますので、注意してください。

グリチルリチン酸ジカリウムが含まれているアイテム

  • コスメ
  • ソープ
  • 育毛シャンプー
  • 育毛剤
  • 医薬品

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