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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2018年3月28日

ジェネリック【Generic】

白衣を着たドクターのイメージ

ジェネリックとは、それまでに有効性や安全性が認められた新薬と同等の低価格な薬のこと。「後発医薬品」ともいわれています。

医薬品は、処方箋なしで購入できる一般医薬品と、医師から処方される医療用医薬品の2種類に分けられます。

さらに医療用医薬品は、新規に開発されて発売された新薬(先発医薬品)と、新薬の特許が切れたあとに別の会社から発売されたジェネリック医薬品に分けられています。

新薬の特許期間が切れ、他のメーカーがそれと同じ成分で作った薬がジェネリック医薬品というわけです。

値段が安い理由

新薬を開発するためには、膨大な時間と費用がかかります。一方ジェネリック医薬品は、新薬ですでにその成分の有効性や安全性が確認されているため、多くの場合半分以下の期間で開発することができます。

開発にかかる期間が短い分、コストも大幅に削減可能。そのためジェネリック医薬品の価格は、新薬に比べて低めに設定されています。

効果はあるのか

新薬ですでに効果が認められた成分を使うため、ジェネリック医薬品だからといって、効き目が変わるということは考えにくいです。

しかしジェネリック医薬品は、錠剤やカプセルなどの薬の種類や、大きさ、形などは、メーカーごとに変更することが許されています。体への吸収速度などに影響が出ることも、ないとは言い切れません。

入手する方法

かかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。

ジェネリック医薬品に変更できるかどうかは、医師が1つ1つの薬を見て判断します。そのため今服用している薬をジェネリック医薬品にできるかは、担当の医師次第です。

また、処方箋を渡す際、薬剤師にジェネリック医薬品を希望する旨を伝えるという方法もあります。処方箋の変更不可という欄に医師のサインがなければ、薬剤師と相談した上で、ジェネリック医薬品を選ぶことができます。

AGAのジェネリック医薬品

AGA治療では、MSD株式会社が製造販売する「プロペシア」のジェネリック医薬品が、各メーカーから続々と販売されています。

プロペシアのジェネリックとは

プロペシアは、もともと前立腺肥大や前立腺がんの治療薬として使われていたもの。研究の結果それが育毛にも効果的ということがわかり、現在はAGAの治療薬として世界中で販売されています。

プロペシアに含まれるフィナステリドには、AGAの原因となるジヒドロテストステロンを抑制するという働きがあります。ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンであるテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びつくことで作られるもの。

フィナステリドは、この5αリダクターゼの働きを阻害することで、ジヒドロテストステロンが作り出されるのを阻止し、結果的に抜毛を防いでくれるというわけです。

このフィナステリドを主成分にしたのが、プロペシアのジェネリック医薬品。国内ではファイザー株式会社という会社が2015年に初めて、フィナステリドを使ったAGA治療薬を発売しました。

現在は、沢井製薬株式会社、東和薬品株式会社、クラシエ製薬株式会社などの製薬会社からも発売されています。

費用について

AGAの治療は、保険適用されない自由診療のため、費用がかさんでしまいがち。ジェネリック医薬品を上手に使うことで、その費用を抑えることができます。

プロペシア錠の1ヶ月あたりの価格相場が6,000円~7,000円なのに対して、ジェネリック医薬品は5,000円程度とお得です。

個人輸入などを利用するとさらに価格を抑えることができますが、偽薬や副作用などの健康被害を起こす危険性が考えられます。個人輸入はせずきちんと医師に処方してもらうようにしましょう。

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