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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2017年9月5日

イソフラボン【Isoflavone】

イソフラボンは、とくに大豆製品に多く含まれているフラボノイドの総称です。

中でもダイゼインやゲニステインが代表的で、これらは体内に採り入れると女性ホルモン(エストロゲン)のようなはたらきをしてくれる成分として知られています。

エストロゲンは、細胞内にあるエストロゲン受容器に結びついて作用しますが、ダイゼインやゲニステインには、この受容器と結合できる構造があるとのことです。

じっさいの効果は、体内で作られるエストロゲンの0.0001~0.001%とされており、普段の食生活から摂れる量で身体に影響が出ることはほとんどあり得ません。

ただ、大豆製品を多く摂る人の方が健康的という統計データ(がんの死亡率が低い等)もあり、イソフラボンの持つエストロゲン様の作用や抗酸化作用が身体に好影響を与えるのではないかと考えられています。

イソフラボンに育毛効果があるとされる理由

肌の調子を整えるはたらきがある

イソフラボンは、体内で女性ホルモンのような振る舞いをします。女性ホルモンには、爪や肌を健康的にするはたらきがあるとされています。また、頭髪についても、髪の毛の寿命を延ばす作用が確認されています。

その効果をイソフラボンで再現できるかどうかは不透明ですが、イソフラボンを多く摂った人の方がコラーゲンやヒアルロン酸の産生量が多いという統計もあり、髪への効果も見込めるのではないかと考えられています。

薄毛の原因となるホルモンの分泌を抑えるはたらきがある?

科学的に立証されていませんが、ラットを使った実験では、イソフラボンによって ジヒドロテストステロンという脱毛の原因となるホルモンの抑制が確認されています。

もちろん、人が口から摂取したからといってすぐに髪の毛に効果があるとは限りません。しかし将来的に、イソフラボンのはたらきを生かした何らかの育毛アプローチが登場する可能性も見込まれています。

育毛以外の健康効果

  • 抗酸化作用
  • 保湿作用
  • アンチエイジング効果

副作用について

イソフラボンは自然由来の安全性の高い成分です。食品から摂る分には副作用の心配はほとんどありません。

ただ、体内のエストロゲンのはたらきを弱めてしまう可能性も指摘されており、過剰摂取をすると月経周期の乱れや女性ホルモンの分泌低下といったリスクも考えられます。

イソフラボンの1日の摂取目安量は1日あたり70~75mgとのことです。この数値を少しオーバーしたからといって大きな問題はありませんが、妊活中であったり、妊娠しているような場合は、過剰摂取に十分注意されることをおすすめします。

イソフラボンが含まれているアイテム

  • サプリメント。

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