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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2018年3月28日

育毛メソセラピー【Mesotherapy】

メソセラピーのイメージ

育毛メソセラピーとは、発毛促進のための薬剤を、直接頭皮に注入するAGA治療のこと。

メソセラピーはもともと、脂肪溶解を目的として美容外科で使われていた方法です。

脂肪を溶かす効果のある薬剤を、気になる部分に注射器やレーザーを使って注入するという方法を、薄毛治療に応用したのが、この育毛メソセラピー。「毛髪再生メソセラピー」や「AGAメソセラピー」とも呼ばれています。

注入される薬剤はクリニックによって異なりますが、ミノキシジルフィナステリド、グロースファクター(発毛成長因子)、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが使われている場合が多いようです。

髪の毛の成長を促進するものや、血流改善効果のあるもの、髪の毛の栄養補給など、役割の違う薬剤を、その人の状態に合わせて調合してくれます。

メリットとデメリット

直接頭皮に薬剤を注入するため、頭皮に到達するまでに時間がかかる内服薬や外用薬よりも、より高い効果が期待できます。

また、副作用の心配が少ないというメリットも。普段別の薬を服用している方でも、安心して治療に取り組むことができます。

一方、内服薬や外用薬と比べると、治療費が高いというデメリットがあります。

費用相場について

育毛メソセラピーの費用は、クリニックごとに使われている薬剤が違い、治療の方法も異なるため、費用にかなり幅があります。

1回20,000円というクリニックもあれば、80,000円以上するクリニックも。おおよその相場は50,000円程度ですが、AGAの進行具合によっても変わってくるので、クリニックに直接相談してみるのが良いでしょう。

また、育毛メソセラピーは効果を実感するまでに、少なくとも5回~6回の治療が必要です。そのため、トータルの費用としては300,000円~と考えておくのが妥当です。

副作用について

育毛メソセラピーには、注射針を使う方法と、針を使わずレーザーなどの機器を使う2種類の方法があります。

針を使う方法の方が多少痛みを感じることもありますが、麻酔を行い、ものすごく細い針を使って行うので、我慢できないほどの痛みではなさそうです。

また、レーザーなどの機器を使う方法なら、痛みや腫れの心配はほとんどありません。どうしても心配な方は、治療前にクリニックに相談してみてください。クリニックごとに、痛みや腫れを軽減する工夫がされています。

治療後は多少頭皮が赤くなってしまうこともありますが、時間が経てば赤みは引いていくので心配ありません。

HARG療法との違い

HARG療法と育毛メソセラピーは、どちらも頭皮に直接薬剤を注入するという方法です。この2つの治療法の違いは、注入する薬液に髪の毛の成長を促進する「成長因子」を使っているかどうかということです。

しかし、以前はHARG療法のみ、成長因子を利用した薬剤を使っていましたが、最近は育毛メソセラピーの薬剤として、成長因子を使用するクリニックが増えてきました。そのためこの2つの治療法の明確な違いは、なくなってきていると考えて良いでしょう。

ちなみにHARG療法はHARG協会に登録しているクリニックしか治療を行うことはできません。登録したクリニックでは、同じ薬剤を使用しており、別の成分などを追加することは禁止されています。

女性でも受けられる?

女性の薄毛の原因は、生活習慣や栄養バランスの乱れ、ストレス、ヘアケアによるダメージなどさまざま。1つの原因に絞り込むことができないため、男性の薄毛治療に比べると、女性の薄毛治療は難しいといわれています。

しかし育毛メソセラピーは、そんな複数の原因を持つ女性の薄毛に対して、より効果的な薬剤を組み合わせて注入することができるため、女性の薄毛治療にもおすすめです。

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