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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2017年9月6日

ミノタブ【Minoxidil tablets】

ミノタブとは、発毛成分であるミノキシジルを含んだ錠剤のことです。

ミノキシジルの開発元であるアメリカの製薬会社、ファイザーが販売する錠剤が正規品ですが、類似品が各国の製薬会社から販売されており、それらすべてを指してミノタブと呼称されています。

気を付けたいのは、ミノキシジルを含んでこそいるものの、日本はもちろん、本国のアメリカでも、ミノタブはAGA治療薬としては認可されていないということ。高血圧対策の薬としてはアメリカで認可されていますが、薄毛治療のために飲む薬としては、むしろ服用を控えるようアナウンスされているという背景もあります。

ミノタブを取り扱っているAGAクリニックもありますが、中にはリスクヘッジのためにミノタブは扱わない、という方針を公式ページに明記しているところもあり、医師によっても使用の判断が分かれるようです。

直接身体に取り込むだけに、ミノキシジル配合の育毛剤よりも高い効果が見込めることは確かですが、その分副作用も強くなります。医師の判断にもとづくならまだしも、個人輸入などによる入手・使用は、控えた方が無難でしょう。

ミノタブが発毛を促す仕組み

血管を拡張し、毛乳頭にしっかり栄養を届けることで毛母細胞を活性化。乱れたヘアサイクルを正常に戻し、髪の成長を促します。

副作用について

ミノタブはもともと、高血圧の薬です。そのため、発毛効果自体が副作用とも言えます。それ以外の副作用としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 性欲減退
    作用の仕組みは不明ですが、ミノタブを服用した人の多くに性欲の減退が見られたというデータもあります。フィナステリド等、男性ホルモンにはたらく薄毛治療薬に同様の副作用があるため、そのイメージが影響したことによるプラセボ効果ではないかと考えられています。
  • 初期脱毛
    初期脱毛は、ミノタブを服用しはじめてから1ヶ月前後の期間に見られる脱毛のことです。副作用と言えば副作用ですが、ミノキシジルの影響により、新しい髪に古い髪が押し出されることが原因で、致命的なものではありません。
  • むくみ
    ミノキシジルによって血管が広がると、血液の循環が促され、血が薄くなります。身体は、薄くなった血を濃くするために、血管の周辺にある細胞へ水分を渡します。これによりむくみが引き起こされることがあります。
  • 頭痛・めまい・吐き気
    ミノキシジルの飲用により血管が広がると、血圧が下がってめまいが起こることがあります。めまいによる気持ち悪さによって、吐き気をもよおしたり、嘔吐してしまったりといった副作用も考えられます。
  • 動悸
    毛細血管が広がると、そのぶん心臓の拍動が促され、動悸を感じることがあります。したがって心臓疾患がある人は、ミノキシジルの使用はタブーであるとされています。

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