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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2018年2月28日

プロゲステロン【Progesterone】

月経周期の記録表

プロゲステロンとは、排卵の直後から卵巣でつくられる女性ホルモンの一種。黄体ホルモンとも呼ばれています。

エストロゲンと同じく、女性の体で周期的に分泌されるホルモンです。主に妊娠のために重要な役割を果たし、基礎体温を上げる、体内に水分を溜めこむ、食欲を増進させるなどの働きがあります。

生理のリズムはこの2つのホルモンが正常に分泌されることによって整います。約4週間を1つのサイクルとして、生理の終わり頃から排卵にかけてエストロゲンが優位に、排卵後から次の生理にかけてプロゲステロンが優位になるというのが、正常な女性ホルモンのサイクルです。

また、生理周期の中でプロゲステロンの分泌が活発になる黄体期には、PMS(月経前症候群)が表れます。エストロゲンとのバランスが崩れたり、プロゲステロンの分泌が多すぎたりすることで、肌荒れや便秘、気持ちの浮き沈みなどのPMSの症状が現れます。

食生活の乱れやストレスなどによって卵巣機能が低下すると、プロゲステロンの分泌にも悪影響を及ぼします。プロゲステロンが正常に分泌されなくなることで、生理不順や不妊症などの原因にも。

プロゲステロンは、エストロゲンと並んで、女性にとってとても重要なホルモンなのです。

プロゲステロンと頭髪の関係

プロゲステロンには、髪の成長期を伸ばすという働きがあります。

髪の毛は、髪が伸びる成長期、成長が止まり衰えていく休止期、髪が抜け落ちる休止期というサイクルを繰り返し、健康な状態を保っています。このヘアサイクルの中で、プロゲステロンにはエストロゲンと同じように、成長期の期間を長くするという作用があります。

頭髪はもちろん、プロゲステロンは体毛にも関係しているホルモンです。プロゲステロンの分泌が活発になる妊娠中に体毛が濃くなる方が多いのはこのため。出産後ホルモンの分泌が正常に戻ると、濃くなった体毛も自然ともとに戻っていきます。

ホルモンのバランスを整えるには

健康な髪の毛を増やすためには、プロゲステロンの分泌を増やせば良い、というわけではありません。

エストロゲンとプロゲステロンがバランス良く分泌されることが、元気な髪の毛を生やすためのポイントになります。

食生活の改善

最も大切なのは、食生活です。規則正しく1日3食摂ることはもちろん、内容も見直す必要があります。バランスの良い食事を心がけましょう。

特にイソフラボン、ビタミンE、ビタミンB6を摂るのがおすすめ。納豆や豆腐などの大豆製品、マグロやカツオなどの魚類、かぼちゃやアボカドなどの野菜類を意識して、毎日の献立に加えてみてください。

睡眠をしっかりとる

22時~2時の間はゴールデンタイムと呼ばれ、ホルモンが分泌される時間帯。その時間にあわせて睡眠をとるようにすると、ホルモンバランスにも良い影響があります。

また、睡眠の質を上げることも大切。よく眠れるよう、眠る前はスマートフォンやパソコンは避け、音楽を聞いたり読書をしたりしながらリラックスして過ごすのがおすすめです。

適度な運動を心がける

女性ホルモンは、血液に乗って体の隅々まで行き渡ります。そのため、ホルモンの分泌量を整えるには、血行を良くすることが大切。ストレッチやウォーキングなど軽い運動を心がけましょう。

毎日シャワーを浴びるだけでなく、ゆっくり湯船につかることも血行促進につながります。

ストレスを溜めこまない

仕事や家庭でのストレスが、ホルモンバランスに悪影響を与えます。1人でため込まず、友人と食事をする、ジムに行って汗を流すなど自分に合ったストレス解消法を探してみましょう。

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