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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2018年3月28日

自然脱毛【Return to Anagen】

自然脱毛のイメージ

自然脱毛とは、文字通り自然なサイクルで起こる脱毛のことです。

髪の毛は、成長期、退行期、休止期、という3つの段階を経て生まれ変わります。このサイクルは髪の毛1本1本違うため、それぞれの髪がどの成長段階にあるか、という見極めは難しいのですが、いずれにせよこのサイクルが1周した段階で髪の毛はその生涯を終えます

ヘアサイクル(髪の一生)の概要
  • 成長期…2~6年ほど続く。毛球という毛の根元が大きくなり、髪もグングン伸びる時期。
  • 退行期…2週間ほど続く。毛球が小さくなり、頭皮(正確には毛乳頭)との接続が切り離される時期。
  • 休止期…3~4ヶ月ほど続く。新しい毛がはえるのを待つ時期。

自然脱毛は、このうちの退行期~休止期の段階で起こる、髪の生まれ変わりを示す脱毛のことを言います。

自然脱毛と異常な脱毛との違い

自然脱毛、とわざわざ名前が付いていることからもわかる通り、異常脱毛というものもあります。

これは、自然なサイクルで抜けた毛とは明らかに違う脱毛を指す言葉。

何をもって異常とするかはケースバイケースですが、大きく分けて以下の2つの方法で異常·正常を見極めます。

1日当たりの抜け毛の本数

ヘアサイクルは1本1本違いますが、1日あたりで均せば、抜ける本数は50~100本ほどとされています。

そのため、もしこの範囲を超える本数の毛が抜けているようなら、注意が必要。

抜けた毛を数えるのは至難の業ですが、シャンプー時や起床時など、抜け毛の量がわかりやすいタイミングで確認してみると、それまでとの変化を把握しやすいと思います。

抜けた毛の状態

抜け毛の本数以外で自然脱毛か異常脱毛かを見極めるには、髪の毛の状態をチェックするという方法があります。

健康な髪の毛は、毛根部と毛先までの太さがほとんど変わりません。また、毛の根元がぷっくり膨らんでいるという特徴があります。

一方、異常な脱毛で抜けた毛(正常なサイクルで成長できずに抜けてしまった毛)は、明らかな先細りで、毛根部も小さく縮こまってしまっています。

これ以外に、皮脂が多かったり、髪に届く栄養が足りなかった場合にも、毛根や毛の細さなどで異常を見つけることができます。

もちろん、上記では判断できない部分もあります。

たとえば抜け毛の本数は、季節により変化します。一般に春先や秋口など、気温変化の激しいタイミングでは1日あたりに抜ける紙の本数が増えるとされています。多い人では、倍近くに増えることもあります。

また、女性の場合は産後などで偏っていたホルモンバランスが元に戻ると、異常な本数の髪の毛が抜けることがあります。

自然脱毛か異常脱毛か、判断に困るケースも多々あるでしょう。

最近は薄毛治療を専門的に行うクリニックやサロンなども増えています。また、育毛剤メーカーの中には、薄毛の相談に対応するための窓口を設けているところもあります。

髪の不安を感じたら、そうした専門家に頼ってみる、というのも1つの手段です。

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