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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2018年2月27日

老人性脱毛症【Senile Alopecia】

老人用の杖の意イメージ

老人性脱毛症とは、性別問わず60歳以降の高齢者の方にみられる脱毛症のことです。

文字通り、年を重ねることによって段々抜け毛が増えるという症状です。それまでどちらかというと毛量が多かったという人でも、60歳頃になった途端抜け毛が増え始めたという人も少なくありません。

実は老人性脱毛症は他の抜け毛に比べると、珍しいものではなく、男女ともに60代を過ぎると、ほとんどの方が経験>することになります。

老人性脱毛症が起こる原因

抜毛の原因は、老化によって体の機能や細胞が衰えることによるもの。というのも、老化が進むことによって、髪の毛の成長に大切な毛乳頭の働きが弱まってしまうのです。

毛乳頭は毛根の先端にあり、毛細血管から栄養を取り込むことで、毛の成長を促す大切な役割を担っています。

つまりこの毛乳頭が、老化によって衰え、うまく働かなくなってしまうと、髪の毛に栄養を届けることができず、弱った髪の毛は次第に抜け落ちてしまうのです。

また、年齢を重ねるに連れて血行が悪くなることも原因の1つ。頭皮の血行が滞ってしまうと、栄養が行き渡らず、髪の毛の成長をストップさせてしまいます。

白髪が増えてしまうことも

老人性脱毛症には、もう一つ気にしなければいけないことがあります。それは、老化によって、髪の毛が衰えてしまうことと同時に、白髪の量が増えるということ。

白髪が増えることは自然な老化現象ですが、気になるからといって安易に抜いてしまうと、それによって毛根や毛乳頭がダメージを受け、抜け毛が進行してしまうことがあります。自己流のケアは控えるようにしましょう。

老人性脱毛症の予防と対策

加齢によって抜け毛が増えてしまう老人性脱毛症はを改善するためには、3つの対策を行いましょう。どれも即効性があるものではなく、根気よく毎日続けることが必要ですが、それによって抜け毛の進行をある程度抑えることができます。

1、生活習慣を改善する

髪の毛と普段の生活習慣は密接にかかわっています。特に、食生活の乱れには気を付けなければいけません。年を重ねると、脂っぽいものをたくさん食べたり、夜遅くに食事をするということも減ってくると思います。しかし高齢者の場合は、食が細くなったり、バランスの良い食事を用意するのが億劫になってしまうという方も多く、栄養が不足してしまいがち

髪の毛の主成分となるたんぱく質を中心に、ビタミンやミネラルなど、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

また、喫煙の習慣がある方は要注意。タバコに含まれているニコチンは、頭皮の血行不良につながります。禁煙をするのが1番ですが、どうしてもやめられないという方は、徐々に本数を減らしていくよう心がけましょう。

2、頭皮マッサージをする

老人性脱毛症の1番の原因は、頭皮の血行不良です。そのため毎日の頭皮マッサージを習慣にして、頭皮の血行を促進しましょう。頭皮マッサージの方法はこちらのページで紹介していますので、興味がある人はぜひこちらも併せて目を通してみてください。

そんなに難しいものではないので、お風呂の中やテレビを見ながらなど、1日の中で数分時間を見つけてやってみてください。

3、育毛アイテムを使う

最近は薬局やドラッグストア、ネットショップなどで、育毛シャンプーや育毛剤などのアイテムが売られています。

市販の育毛剤や育毛シャンプーには、毛母細胞を活性化したり、血行を促進したりする成分が含まれています。老人性脱毛症の原因である頭皮環境の改善効果が期待できるため、生活習慣の改善や頭皮マッサージとあわせて取り入れてみるのがおすすめです。

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