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成分・症例名など専門用語解説

公開日 2018年3月28日

軟毛【Soft hair】

毛先の画像

軟毛とは、文字通り軟らかい毛のことです。猫の毛のようにクセがあり、湿度が高かったりすると髪がパーマをかけたようにカールしてしまうのが特徴です。

髪を構成する成分の1つに、ケラチンというものがあります。このケラチンにはシスチンというアミノ酸が含まれており、このシスチンの結合力が、髪の硬さに繋がっていると言われています。

つまり、髪に含まれているケラチンが多いほどシスチンも多く、髪が硬くなり、反対にケラチンが少ないほどシスチンも少なくなり、髪が柔らかくなる、というわけです。

軟毛と薄毛の関係

よく軟毛だと薄毛になる、と言いますが、これは正確ではありません。

軟毛だと、髪が硬い人に比べて薄く見える、というのは事実です。というのも、髪が柔らかい人ほど毛が細い傾向があるからです。

日本人の平均的な髪の太さは0.06~0.09ミリだとされています。単純にこの平均値の幅を取っても、およそ30%の幅があるわけです。

1本あたり何ミリ、と言われてもイメージは付かないかもしれませんが、髪の太さが0.03ミリ違うだけで、全体で3割近く毛量が変わってきてしまう、と言えば、髪の太さが見た目に与える印象がどれほど大きいか、想像できるのではないでしょうか。

髪の硬軟で言えば、髪の硬い人の方が、髪の柔らかい人よりも毛が濃く見える、というのは間違いありません。

髪が柔らかいからハゲるは間違い

かといって、髪が柔らかいからハゲやすいかというと、そういうわけでもないのです。

軟毛は、硬い髪の毛に比べて薄く見えるだけで、髪の成長力が衰えていたり、じっさいに抜け落ちているわけではないからです。

それまで硬かった毛が軟毛になったら注意が必要ですが、生まれつき軟毛であるなら、さほど心配する必要はないでしょう。

注意したいのは軟毛化

一方、注意しなければならないのは、ある時までは硬い髪質だったのに、途中から髪が軟毛化してしまっている場合。

こういった変化は、髪の成長が何らかの原因で阻害されていることで起こります。年を重ねていけばある程度髪が薄くなるのは仕方のないことですが、まだ若いのに髪が軟毛化してきた場合は、生活習慣を見直されてみることをおすすめします。

一般的に、軟毛化を引き起こす生活習慣には以下のようなものが考えられます。

  • 偏った食生活
  • 過度なストレス
  • 睡眠不足
  • 頭皮の不衛生

髪は毛細血管から栄養を吸収して成長します。成長の土台となる栄養素が足りなかったり、栄養素を運んでくれる血流が悪化していたりすると、十分な成長が見込めません。

もともと軟毛であればあまり気にする必要はありませんが、もし昔と髪質が変化していて、上記生活習慣に心当たりがあるなら、早めに対策を検討されてみてください。

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